センターの子供達を救おう! CACI センター訪問記 
苦しむために、悲しむために生まれてきたんじゃない!愛されるために、愛するために、あなたに会うために 生まれてきたのです。
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タイミング


10月26日 水曜日。

検疫をお願いしていたセッターのお迎えにセンターへと向かいました。





他団体さんのブログで見ていると

骨と皮だけのようになってしまっていた 白い男の子。





収容されていた部屋を覗くと

一番廊下に近い窓のところにいますが、うなだれてじっとつっ立ったまま。


「 こっち こっちへおいで。

  一緒に帰るんだよ。

  おいで。」


思わずガラス越しに声をかけると、ぼんやりと顔をあげ

しばらくすると はっとした感じでこちらへと向かってきました。





やせすぎの体

あばらも腰骨も、わかりすぎるくらい、はっきりとわかります。








これは、2週間前の写真。

初めてこの子に会った時に撮影したものです。

初めて会った日
全身

スマートな子ではありましたが

2週間で、こんなにもひどく痩せてしまったなんて。









2週間前もそうでしたが

この日も尻尾を下げたまま、ただただこちらにじっと身を寄せてきます。

収容棟の廊下では、怯え、どことなく元気がないようにも見えましたが

外へと連れ出すと鳥の声に耳をすませ、落ち葉の匂いを嗅ぎ

だんだんと目も生き生きとしてきました。




『 ヴォイス 』

これから体力をつけ、体重の増加を計っていかねばなりません。














もう1頭、気にしていた子。

以前センターの方から引き取りを打診され、一度収容棟の廊下に出して頂き様子見をしたセッターの男の子。





もう一度。

今度は外に連れ出して様子をみます。






お外で

新たに首に着けたハーフチョークで合図を送ると、良く反応するようです。



寄り添う

リードを持つ金子さんに寄り添うこの子。





全身

引き受け先がなかなか決まらない中、かなりの時間をセンターで過ごしてきましたが

しっかりとお肉もついた状態で、態度も落ち着いています。






2週間前

初めて会ったこの子は、

人が側にいても、あまり関心を示さないかのように見えました。

自分が人に寄りたかったら、好きなように寄ってくるのでしょうが

声をかけても、こちらを向く事も無く。

一緒に廊下を歩く金子さんから体を離し、身をそらす感じで落ち着きなく歩を進めていました。

時折見せる、目の表情や体の動きなどから

お世話する人が代わる代わる出入りするシェルターでの生活は、

この子にとってはストレスになるのではないか、

それが高じて問題へと変わっていくのではないかと

その時は申し出をお断りしたという経緯があります。






この日の彼は、あの時とは違いました。

夕陽を背に

一時、リードを持った私の足に頭をつけて甘えてきました。

そっと頭を撫でると、嬉しそうに尻尾を振っていました。

目をみつめてということはありませんでしたが

気持ちがこちらに向いているように感じ取れました。

金子さんと歩く際も

前回とはだいぶ態度が変わっていたそうです。






ボンさんと



「 今日 このまま一緒に連れて帰ろう。」




『 ソング 』

バリケンへも素直に入り

すぐに伏せて大人しくしていました。





どちらも帰りの車の中で、声を出す事なくずっと静かにしていました。


2頭ともパルボは陰性でした。

ですが、どちらもひどい下痢をしています。




これから注意深いケアが必要です。









      犬の見極めの難しさを、またもや痛感したこの日。

      その子を見る時期、そしてタイミング。

      そんなある種の ” 運 ” も大きく作用してしまうのでしょうか。

      センターで生きのびるチャンスが与えられる時間は、とても短いというのに。


      
      わかってはいるのですが

      わかっているつもりではいるのですが

      やはり心が痛みます。




                       桃金






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目的とするもの





8月31日 水曜日。

さくらさんと、センターへ引き出しに向かいました。







まずは この子。

1頭目寝姿



最初、部屋を覗いた時は床に寝転がっていましたが

私たちに気付くと、入口の前にやってきてお座りして待っていました。


1頭目おすわり



小柄な子です。

以前引き出したパックくらいでしょうか。

男の子ですが、お顔の作りは女の子のようにも見えます。




中庭で


外に出ると、ちょっぴり引き気味。

これはこれからコントロール可能だと思います。

呼べばこちらにやってきて、嬉しそうな表情を見せてくれました。





正面


セッターの男の子。

人の目をまっすぐに見て、訴えかけてくるかのような子です。

この日の検便の結果、パルボにも感染しておらず

虫もいませんでした。


アップ


車に乗せたバリケンに誘導すると、ちょっとためらいがちでしたが

素直に中に入りました。












次は大柄なこの子。

収容部屋に寝転がり、頭だけ向けてこちらを見ていました。

2頭目


職員の方が部屋から出して下さり、廊下でハーフチョークと首輪を付けました。




         1回目。






外に出ると、かなりの力で引っ張ります。

久しぶりのお外ですし、鳥のさえずりも聞こえますので興奮しているようでした。



排泄を済ませ、車へ誘導。

積んであるバリケンを見て、自ら飛び乗りました。

頭から入り、バリケンの中でくるっと向きを変え、正面を向きました。





         2回目。






唸ります。

1回目は、首輪を付ける前にさくらさんが首の辺りを触った時。

その場に居た職員さんもびっくりするくらい、はっきりとした唸り声でした。

それでも、横からするっと首輪をつけて外には出てみました。

2回目は、バリケンに入って正面を向き、さくらさんがリードを外そうとした時。







しばらく時間を置き、もう一度バリケンへ出し入れしてみることにしました。

リードをつける時には大丈夫。

今から外に出られると嬉しく思うからでしょうか。

今度は、先程とは違い、落ち着いて歩きます。

体を触られるのが嫌なのかと思い、首や頭を撫でてみますが、その時は平気。

外ですので、気持ちが他にいってしまっているからでしょう。

ハーフチョークを2本目のリードに付けていますので、これでちょっと強めに合図を送れば

首に負担がかかるのを嫌がるかもと、何回か試してみましたが、これも平気でした。



興奮が収まれば大丈夫なのだろうかと、期待を込めて再びバリケンへ誘導。

また頭から飛び込み、くるっと向きを変えて正面を向き、リードを外そうとしました。





      3回目。




やはり唸りました。



鼻に皺を寄せて歯を剥き出して、という訳ではなく、表情をほとんど変えずに声を出すのですが

体は若干、前に出てくる感じ。













この日、連れて帰る事はあきらめました。









その後相談した結果、引き出す事は断念しました。













センターの方にはワクチン接種もして頂きましたのに、本当に申し訳ありません。

ブログ 『 センターのガンドッグ 』 で引き取り予定のお知らせをしておりましたので

たくさんの方がこの子のことを気にかけ、応援して頂いていたかと思いますが

このような結果になりました事、ここにご報告申し上げます。

ご心配下さいました皆様、大変申し訳ありません。








なにより、アパートへ連れて帰れなかったこの子に、

職員さんに連れられて、まるで自分の居場所に戻るかのように尻尾をふって部屋の中へ入っていったこの子に

心底申し訳なく思います。









『 考えてはいけない

  心で感じること

  自分の直感を信じること 』


やはりまた考えてしまいました。

何度も何度も、あれもこれも、考えてしまいました。



唸りはしても、

外で嬉しそうな楽しそうな表情を見せ、

横に立つ私の足に体重を預けて寄り添ってきていましたので。

















私たちの場合

引き取りに行った人間が、

もしくは犬の扱いに慣れた人間だけが、

その子の最期の瞬間まで世話し続ける訳ではありません。

シェルターで飼い続ける子として迎える訳ではないのです。





    私たちの目的は、引き出した子を、家庭に送り出す事。







そのために、引き出す団体が犬を見極めることはもちろんですが

センターでも、その子が譲渡に適するかどうか鑑定して頂く必要性を強く感じます。

鑑定出来る人員、時間の問題等が山積し、一朝一夕で可能になることではないでしょうが

私たちボラティア団体も一緒に取り組んでいく姿勢はあるのですから。







   センターの目的も、また、殺処分をすることではないはずです。







                                 桃金








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飼い主現れず・・・
毎日開くセンター情報。

このところ、開くたびに猟犬たちが収容され
ため息ばかりがでてしまう・・・。

こんなこと、あっていいのか・・・
家庭犬だとしても、猟犬だとしても

飼い主が探していないなんて・・・
探す方法も知らないなんて・・・

捨てた???


そんなことってあり?



先日、CACIのボランティアさん、私も含め
3人でそれぞれ犬を保護。

3頭保護し、飼い主が見つかったのは1頭だけ。

私が保護した栗太郎(MIX)は全く連絡なし、手がかりなし。
そして、先週保護したのは、ダックスの女の子。

探す人は必死で捜すはず。
たった1時間いなくなったって、血眼で捜すはず・・。

警察署にも、保健所にも届け出てるのに
もう1週間を過ぎようとしている。


このダックスは、腰に咬まれ傷があり
動けずにいるところを保護。

今はボランティアさんのお家で飼い主を待っている。






もし、飼い主が見つかったら?

返す価値のある飼い主なのだろうか・・・・・

保護ダックス


犬にとったら、どんなバカな飼い主でも
一番なんだとわかってはいるが

このまま飼い主が見つからないほうが・・・
むしろその方がいいと思えたりする・・・


時が経てば経つほど、その気持ちがどんどん強くなる。


怪我が早く良くなるといいけど・・。






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収容動物の末路
8月4日(木)

この日、オスのセッターと収容期限がこの日の5時までの
メスのセッター2頭をお迎えに行きました。


メスのセッターは、感染症に罹りやすく
早急な引き出しが、命を繋ぐ最善の方法だと考えています。

もし、万が一具合が悪くなっても
私達の所であれば、病院にだって連れて行ける。

最近では、検疫を待たず、引き出すこともしばしばです。




この日の収容部屋の温度は29度。

動物には暑すぎます。

もちろん人にも空気の流れを感じない
にごった空気を吸っているようで息苦しくなりました。






横たわる子猫、よく見ると息絶えていました。
その子を出し、そばにあった新聞紙で包み
別の場所に移動しました。


本当に小さな子・・・


体の大きさにあわない、軽さでした・・・。

031子猫


どの子も、どの子も本当に可愛らしい子ばかり。


032子猫8月


033子猫8月


どうしたのでしょう?
コーギーばかりが目立ちます。


先日はポメラニアンが沢山・・

今回はコーギーばかり、5頭以上はいたように思います。


小さなコーギー、とても可愛いこでした。

034若いコーギー


下からこちらを静かに覗く子。
お迎えが来るのかな・・・。

036鼻黒ちゃん


収容部屋の奥から動くこともなく・・・


04収容部屋23年8月4日


ここの部屋にもコーギーが・・・


045コーギー23年8月4日


ここにも・・・・

044コーギー23年8月



この子たちはの最後が、どうしてセンターなのか
いつもいつもわからずにいます。


自分の飼い犬がいなくなったら
飼い主は探すことは当然なのに
どうして、探すことができないのか?

それとも、いなくなってもいいと思いながら飼っているのか?


飼いきれなくて捨てられたのか・・・




040収容部屋 23年8月4日
042収容部屋23年8月4日



月曜日、8月8日が期限の子達。

その中に、セッターがいました。

     間違いなく、セッター・・・・・。



05セッターオス23年8月4日

体中がぬれています。

 
06023年8月4日 セッターオス

立ち上がることもなく、また目を閉じました・・・。

この顔、見覚えがある・・


 茨城から引き出したセッターのデイジーによく似ています。


 056 セッター オス 23年8月4日

その茨城のデイジーは、当会ボランティアの菊地宅で
 手厚く看護され暮らしています。

引き出してから2週間ほどで、徐々に異変が置きはじめ
今では、ぬいぐるみのように力も入れられず、立つことも
歩くこともできなくなっています。

今までの分を取り戻すかのように
思う存分愛され、甘えています。


身動き一つできないデイジー。

でも、まだまだ頑張っています。



そんなデイジーの姿がこの子を見たとき思い浮かび
あの時と同じ気持ちになりました。

『連れて帰ろう・・・』


検疫をお願いしました。





最終部屋にたどり着けば、今度はポインターが・・・・

しかしながら、もう引き受けることはできない・・・


最終部屋に収容されている数は、20頭を超えていました。

ひしめき合う犬達・・・

そして、喧嘩・・・



見ていられない光景でした・・・。

055最終部屋23年8月




小さい子も、大きい子も同じ部屋の中で最後を迎える・・・





その最後の時まで、動物の本能は彼らの体も
心も切り裂いていくのです・・・・


052最終部屋


食事もできず、水ものめず、動くことさえできず・・・

最後の時がくるとも知らず・・・



05最終部屋23年8月


そして苦しみながら、痛みながら死んでいくのです。


048最終部屋23年8月4日


皆さんはお気づきですか?

捕獲収容される犬達は、オス犬が多いことを。



去勢されていないオス犬同士を一部屋に入れた場合

どのようなことになるか、お分かりになりますか・・・・



殺し合いだって目の前で起きるのです。



最後の時を待たず、この喧嘩で命を奪われる場合もあるのです。


不必要な喧嘩で命を落としてしまう・・・


巻き込まれて大怪我を負ったまま、この世を去るのです・・・







彼らは動物です。

本能があります。


それは子孫を残すための本能です。



去勢をしないばかりに、発情中のメスの匂いを感じ
気が立ち、飼い主を咬んだり
吠えるようになったり、ストレスが溜まってしまい
逃亡してしまうことも本当に多いのです。


捨てられるだけでなく、オス犬は帰らなくなってしまうことがあります。



昔は、オス犬のほうが人気でした。

それは、子供を産まず、番犬欲が強いから。


今では、メスのほうが飼い易いといわれます。

メスのこのほうが、遠くに行かないとも言われます。

しかしながら、去勢・不妊をしなければ同じです。





去勢・不妊のメリットは逃亡防止にも繋がります。

大切な家族であればなおさらに、逃がすということがないように

してほしいと思います。



去勢は可哀想だといった飼い主の犬が逃げるという
お粗末なお話もきっとよく聞くことだと思います。


オス犬の去勢時間は、上手な先生ならばわずか、数十分です。
メスも同じです。


痛い思いをさせて可哀想といった飼い主の犬が
子宮蓄膿症でこの世を去った話もよく聞くと思います。


気がついた時には腹膜炎を起こし、助からないケースも多いのです。




あなたが、あなたの家族である動物にしてげられること

それは『命を守る』ことではないでしょうか・・。




センターでのガス室処分は、窒息死であり
安楽死ではありません。

また、愛護センターは


決して動物を『愛護』する施設ではありません。




愛護と言う名前から、『動物を救ってくれる施設』と勘違いされる方が
いますが、愛護協会や福祉協会と同じと思ったら間違いです!


飼い主のない動物の 殺処分場所であることを知ってください!










引き出したメスのセッター

アリアちゃん 3歳位

とても甘えっこできれいな子です。


063セッター メス 23年8月


064セッターメス 23年8月 アリア


06723年8月4日 セッターメス


069セッターメス8月










センターにほど近い場所にいた、若い犬2頭・・・・


後をつけていくと、中には数等の犬・・


0768ヶ月子犬



家に近づくほど、排泄物の臭いが酷く

息をするにも困るほどでした・・・。



080多頭飼育7



写真を撮っている時には気がつきませんでしたが

家に帰り、画像を見て驚きました・・・。


夕方だったので、見えなかった・・・



多頭飼育皮膚病2


ほとんどの子が皮膚病です。

クサリで繋がれていない子は、塀を飛び越え

敷地外へでていました。



多頭飼育皮膚病


敷地外にでている放し飼いの子達は

首輪もなく、苦情の対象です。


0851111-1多頭飼育


お腹の大きいメスもいるとか・・・

多頭飼育現場



若犬もいずれはここから離れてしまうだろう。

不幸な命を増やすことになる。



このまま、放置すればあっという間に

うん十頭と増え、多頭飼育崩壊現場になる。





行政へ通報してもどうにもしてもらえないと近隣の方・・・


解決の兆しは なし・・・。




086多頭飼育現場4




この子達にとって、楽しいことってなんだろう・・・


長丁場になりそうな予感です・・・。





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誤字脱字はお許しを・・・・

           ボン





さよなら・・・
収容情報にでた日、すぐさまセンターへ連絡し
飼い主が現れない場合、私のほうで引き受けたいとお伝えした。


センターの職員の方から


『かなり痩せていて、立ち上がれません。立てないようですがいいですか?』と・・。




『ならば、すぐに治療してあげたいので、一旦預かれないですか?』とお願いしたのですが
やはり、収容期限までは、このままセンターにと言うことで引き取りはできませんでした。

こんな話も過去何回もしています。


収容場所によっては、そのセンターの職員の方が
自腹を切り、薬を投薬してくださったり、できうる限りの手を尽くしてくださる。

もし、飼い主が見つかっても、死んでしまったら何もならない。

決りがあるのなら、センター内での治療をしてほしい。
ましてや、引き受け先があるのなら 尚更に・・・


sa110722-032011年7月22日 2011年7月28日 山武市小池 セッター 白 メス 中 なし



もし、立てなくて本当に手がかかって誰も里親さんがいないのなら
私の子としてお世話してもかまわない。


そう思えたこの子の目・・・・




残念ながら、昨日の午後 亡くなってしまった。


  どれほどの苦しさだったのだろう・・・



   なぜ、日々繰り返されるのだろう。

毎日、沢山の動物達が苦しんで、死んでいくのに

人間はなにを学んでいるのだろう・・・


犬と暮らすことは人間の道楽と言った人がいる。
それが、保護犬を里子に迎えることだとしても・・。



この子達は、その人間の道楽のために犠牲になっているのだ。



せめて、里親になってくれる人には、道楽ではなく
この子達の命をつなげるために自分にできることの一つとして
『伴に暮らす』と思ってくださる方がいい。


確かに道楽・・
犬を飼うことが趣味・・・



道楽のために、人間の趣味のために私達は活動していない。

この子達を助けたい、ただそれだけ・・・。


今度こそ、幸せになってもらいたいと願っているだけ・・・




それだけだ・・。




ボン



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タイムリミットの中で
前回、センターを訪れたのは緊急引き出しだったため
職員の方とお話しすることもなく
ザボンちゃんを受け取り、早々帰って来た。

そして昨日(20日)
セッターをお迎えに行って来ました。


いつも犬達のお世話をしてくださる方が2人外にいらして
私の顔をみて何か言いたげ・・・


『お久しぶりです、どうですか、セッターの子?』の問いかけに

『いい子だよ』と。





靴を履き替え、収容棟の中に入った時には
すでに、係りの方も部屋の中にいて
ガラス越しの部屋をのぞいていました。

『セッターここにいるよ』の合図。

『痩せちゃったんだよ・・・』


ガラスを叩いても起き上がらず、横たわったまま・・・。






すぐさま、もう一人の係りの方が


   『奥にいるんだよ、もう1頭』 と知らせてくれました。




見に行くと最終部屋。



       『この子、あさって処分だよ』



あさって・・・
  

         ・・・・・・・



 『部屋に入る?』


 私は部屋に入れてもらい、セッターを呼んでみました。



 そばに来たと思ったら、マウンティング。



 引き離し、部屋をでました。


 






 頭をリセットしよう。




 一旦、その場を離れ、目的であったセッターを引き出し
 その子を外へと連れ出しました。



ひどい目やに・・・

収容情報に載っていた犬とは、まるで別犬だ。
  
フラぺチーノ1


桃金さんが、もう一つリードをつけてくれましたが
全く動かず・・

フラぺチーノ





この子を同行していたさくらさんにお願いし


桃金さんと私は、また収容棟へと戻りました。




収容状況を把握しようとしても、頭の中は
最終部屋のセッターのことで一杯になり
もう一度、最終部屋に向いました。





『連れ出してもいいですか?性格を見たいので』


許可をもらい、通路に出して様子を見ましたが
興奮状態でわからず。


そして、首輪とリードをつけて今度は外に連れ出しました。





体を触ったり、座らせてみたり・・・



『なにやってんだ、私・・・』





自分の中で、何かが狂ってしまっていることを感じました。


桃金さんも、私もトラウマになってしまった・・・。







活動とは連鎖であり、前の経験を引きずってしまうことがあります。

私が怖いと体験したのは2009年の冬のことでした。




セッターを引き出すため、センターを訪れ
その子に首輪とリードをつけ、外に連れ出しました。



そして、排泄をさせてから カメラを構え しゃがんだ瞬間の出来事でした。


026セッターオス


ファインダーから覗いたこの子の目を見たあと
襲い掛かって来たのです。

セッターオス


立ち上がり、かわしながら 先生を呼びました。

しかし、収容棟の中にまで、声は届きません。


私が動けば、この子は唸り今にも飛びつかんばかりの
勢いでした。



何とか首輪を吊り上げながら、先生を呼びに行き
ガラス窓の向こうにいる先生があわてて飛び出してきました。


その間も、唸りつづけるこの子を連れ帰ることはできないと
決断しました。


先生も危ないと・・・。



そして、センターに戻すことはしませんでした。


戻したとしても、この子は殺処分が決まったからです。





助けたいと願い、センターに向かいそして
自らの手で、命を消すことが本当に怖い・・・。



自分達でなければ、助かったんじゃないか・・・
もっと、犬の気持ちが読める経験豊かな人ならば
この子を生かせたんじゃないか・・・

こんな思いは もう、したくない・・・・








最終部屋にいる子だって、もしかしたら攻撃してくるかもしれない
日にちがたって、そうなるかもしれない・・・



でも、違うかもしれない・・・
私達にでも世話ができる子かもしれない・・・





最終部屋の子に残された時間は1日だけ。


夕方近くのセンターを訪れるボランティアさんももういないでしょう。

だとしたら、この子にとってはこれが最後のチャンスかもしれない。





    ラストチャンス・・・・・



ならば、引き受けよう。






 センターに向ってから、心の中のどんよりした気分が抜けきらず

 ボランティアとして、伴に長く過ごして来た菊さんに連絡しこの日のことを話しました・・・



『わからなくなった・・・』私の言葉に



『危険な子は出さないわね、きっと。でも救える子まで救えなくなるのよ』


そう言葉が返ってきました。




犬だって訳があって飛び掛ってくる。
その理由は自分の行動にある。

それはわかっています。



でもこの大きさでかかって来られたら
軽傷では済まされない。



桃金さんも、私もこの壁を乗り越えなきゃいけません。
それがどうやったら乗り越えられるのか、今はわかりません。


これが保護なのか・・・

いろいろなことを考えてしまいました。



最終部屋の子を迎えに行くのは8月の始めです。

元気でいてくれますように・・。



帰りの車の中で疲れきって眠る フラペチーノ君






 ボン





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あるセッターのお話
『○○市に収容されているのですが、何とか助けられませんか?』


そのようなメールを頂いたのは5月の終わり。

千葉県内の収容施設に捕獲されたセッターの男の子。

収容されていたことをメールを受け取る前に知っていた。



助けられるものならば、情報を見た時にすでに
センターに連絡をし、引取りの申し出をしている。

このセッターは、ツイッターやミクシィなどで情報が流され
多くの方が話題にしていると
助けてほしいと言ってきた方のメールには書かれていた。


そこから数日が経ち、保護犬のご縁が決まり
1頭分のスペースができた。

すぐさま、情報をえるべく、セッターが収容されているセンターへ
連絡を入れた。


その時のセンターの話。

『多くの方からの応募があり、決まりますので大丈夫です』とのことだった。




私は安心し、その時救える子がいるのならと
他のセッターを引き受けることにした。



なのに・・・・・


1ヶ月以上経ち、ある日決まったはずのセッターの画像が
また公示されたのだ・・・・。





あれだけ決まると言い切っていたのになぜ?





事情を聞くためにセンターへ連絡した。

職員さんのお話では

『情報が流れすぎ、処分しないでほしいという電話と
 
 応募者が多く、決まると思っていたのに誰も引取りには来なかった』とのこと・・。



そして、公示したそうだ。








情報が流れることはしかたない。

そこに責任を持てと言ってもしょうがない。



だけど、だけど、その情報を受け取る人たちのしっかりした考えの下に
きちんと行動し対応して頂けないものか。



一時の感情は、その命を翻弄する事だってあるのだ。


何が何でも、私が引き取りたいと思う人が
幸せしたいと思う人だけが
一緒に幸せになりたいと思う人だけが
応募してほしいと心から願う・・。










一時の可哀想と思う心は、そのこがどんな子であろうと
飼う覚悟はあるのだろうか?


病気を持っていて、引き取ったその日から
多額の医療費がかかるかもしれない。


そんな覚悟も持っているのだろうか。


そして『愛おしい子』の記事にあるような子であっても
飼う覚悟は、あるのだろうか?


     本当にあるのだろうか?



収容されているという情報だけで、可哀想と言う思いだけで
手をあげられるほど、自分が飼うと言い切るほどの覚悟・・・

私だって、そんな覚悟はなかなかもてない。







殺されるなら飼ってあげる、でも応募者が多ければ
私はイイや・・・・・。





その挙句、このセッターは1ヶ月以上もセンターにいることになり
大きく運命を分けてしまったのだ・・・。


この子はセンターの飼い犬となった。

ふれあい犬となって・・。


ふれあい教室がなければ、誰も遊ぶこともないだろう・・・
時間が来れば、一人ぼっちになるだろう・・・






ふれあい犬なんて、正直クソ食らえ!



センターから譲渡した犬とその飼い主が
ふれあい教室の時にボランティアとして参加すること
そういう活動だってあっていい。

そういう活動こそ、行政が推進していくべきことだ。
出来上がった犬を人呼びのために取っておくことなんてしなくていい!

里親になった人や、そのセンターから譲渡した子を育て
楽しいイベントにする事だってできる。

医療費だって、食費だって払わなくたっていいじゃないか!



そんなお金があるのなら、寄生虫薬の一つでも
収容される子に飲ませてほしい!!







このセッターの画像を見る限りでは折り返しの年齢のように見える。
数年ふれあい犬になった後、再譲渡となる。



その話を知り合いに話したら

『生きられるのならいい』といった。




そういうことではない!

生きられるのなら、その生きるべき場所を
選んであげられるということを知ってほしい。




粗末にされるわけではない。


でも、送り出した沢山の犬達の幸せそうな顔を知っているだけに
とても切なく、このセッターだって走りたい、人のそばにいたいだろうと
思うのだ・・。




 この子がリタイアする時が来たら
 今度こそ、この子の横に優しい飼い主がいることを
 願っている。





 





一時、このセッターは譲渡された。
  
  家族に内緒にしていた人の下にもらわれていた。

  そして、そのままセンターに戻されたのだ・・・・。


  私達が2度目に声をかけた時には、すでにセンターの犬に
  するという話が進んでおり、どうしても引き取ることができなかった。


  
  ここに収容されていますだけではなく、そのこの性格や
  その保護状況まで、確実にわかった上で情報を流して
  ほしいと思うのは、私だけだろうか・・・。

  
  安易な情報ほど、その情報に飛びつく人は
  安易なんだと思えてしかたない。



     ボン

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愛おしい子
先日引き出したポインターの女の子。

愛しいザボン。

下瞼が目の中に入り込み、目が傷つけられています。
痛いだろうに何も言えず、
それでも呼べばそっと体をくっつけてくる可愛い子。
大人しくて穏やかで、今は目の手術のため入院しています。







私はそんなザボンの命を一度手放しました。







お迎えに行った日。
隔離された部屋の中をガラス越しに覗き、ザボンの姿を確認してから部屋に入りました。
うーーっ と響く低い唸り声。

まさかと思いましたが、ザボンが発していました。
ケージに近づいても一向に止まず。

時間を空けて再度入ると、1回目のようではありませんでしたが
やはり後半唸り始めました。

一体どうしたらよいのだろう。


悩みました。


職員の方は、今までそんなことはなかったし
他のボランティアさんからもそんな話は聞いていないとおっしゃいました。
とても良い子だと。
だからといって唸り続けるザボンを、このままアパートに連れて帰ってよいものだろうか?
特定の人しか散歩できないかも、
いや、もしくは慣れないボランティアさんに牙をむいてしまうようなことになってしまったら?
そんな厳しい状態が続いてしまって家庭に送り出せない場合、
一生シェルターで、
いや結果的に金子さんが面倒をみるようになるのか?
そもそも、今ここから出して車のバリケンに入れられるのか・・・。
そのような思いが頭の中で巡りました。









連れては帰らないことにしました。









そのように考えたのには
1頭の子の存在があったからです。










5月 白黒セッターの男の子をセンターに迎えに行きました。
ちばわんさんのレポートで拝見すると
かなり長い時間をセンターで過ごしているようでした。

引き出すにあたり、職員の方とお話したところ
飼い主に持ち込まれた子であると聞かされました。
そして咬傷犬の可能性があるということを、そこで初めて知ったのです。
2頭持ち込まれるはずが、この子だけだったそうで、そのためはっきりとは確認できていないとのこと。
だからあくまでも可能性なのだと。




収容棟へ行くと、既に廊下に出されていました。
尻尾を振って人懐こく寄ってきます。


でも 油断してはいけない。
この子の様子を良く観察しなければ。


首輪をつける時、唸ったり嫌がったりはしませんでした。
外に出した時、最初こそ少し落ち着きませんでしたが
こちらの目を見ておすわりしたり、
リードをひっぱったりした時にチェックを入れると、素直に私のもとへ戻ってきたり。
食べ物に対しての執着心が強くないか調べてみようと、少しのフードを器に入れて
食べている時わざと器に触れたり取り上げてみても、なんともありません。
そのうち、慣れてきたようで
座った際には ”お手” までしてくれるように。


自分の家の子を持ち込むのだから
自分を正当化しようと、この子が咬んだとありもしないことを言ったのかもしれないし、
実際咬んだとしても、なにかしらの理由があったのかもしれない。
そういう飼い主の都合で、
そして私が手を離してしまうことで、本当は幸せになれるべき子を救えないことになるのではないか。
私が今ここで大丈夫なのだし、
連れて帰っても、経験豊富な金子さんやトレーナーの先生方の指導を仰ぎながら
新しい家庭に送り出せるのではないか。




今までの中で一番時間をかけて様子をみ、考えました。




そして、連れて帰ろうと決めました。




アパートへ着き、車を降りると
とても嬉しそうにぐんぐん引いて部屋へと入って行きました。







金子さんがアパートへいらっしゃり、この子のいる部屋へ。

別部屋で夕方当番の仕事をしていた私が呼ばれたのは、それから少し時間がたってからでした。






      「 この子、危険かも。 」




そう告げられました。
近付いた金子さんに唸り、ケージ越しではありますが飛び掛かるかのように威嚇してきたそうです。


もっと様子が見たいからと、散歩は金子さんが連れ出して下さいました。
帰っていらした時、やはり危険な要素が垣間見られるとのお話でした。



私が一緒のときには、そんなそぶりは見せませんでした。
私が部屋に居る時は、ずっと私のことを目で追って見つめ続けていました。

「 きっとワン・マスターで一人の人にしか心を開かない子なんだろうね。」

「 センターから引き出した子たちが、真っ先に手を差し伸べた人のことを忘れずに
 一番なつくって言った意味わかったでしょ。」

と金子さん。




犬たちの命も預かりますが、
アパートに出入りするボランティアさんたちの安全をも預かっているのが金子さんです。




今、訓練所にいる ゴルにも危険な要素が見られました。
そのため、特定の数人しか散歩にも連れ出さず、お世話にも注意を払いました。
そんなゴルも、はっきりと確信がもてるほどの姿を見せるまでに数週間の時間がありました。


ゴル並に体格が良く、力もあるこの子。
この子は、アパートに来たその日のうちに、そのシグナルをはっきりと見せたのです。

大勢の人が出入りし、色々な人がお世話するシェルターでの生活は、
この子にとっても辛いものになるかもしれません。




次の日の朝も、金子さんが散歩に連れ出してくださいましたが、やはり変わらずだったそうです。




決断しなくてはなりません。



センターへ戻すことも検討しました。
もしかしたら他に命をつなげてくださる方がいらっしゃるかもしれない、そんな淡い期待もしましたが、
ガス室へ送られることは確実でした。






夕方この子と一緒にアパートを出ました。

向かった先は病院です。





     『 安楽死 』





ガス室に入れられるくらいならせめてもと
一生懸命病院を捜し、必死にお話をして、受け入れていただきました。





病院へ向かう時
お出かけと思ったのか嬉しそうでした。

道中安心できるかもと、ずっと私の声を聞かせ続けました。

到着した時もやはり嬉しそう。
駐車場で車を降り、私の周りをくるくるまわり、にこにこと楽しそうでした。



病院の先生にも、ぶんぶんと尻尾を振って挨拶していました。

診察室へ入り
さぁと促すと診察台に自ら飛び乗りました。



さすがに診察台の上では落ち着きが無くなってきましたが
動かないよう頭を抱え、頬と頬を寄せてしっかりと抱きしめました。

この子が暴れるようなことがあったら、咬まれてもかまわない。
その時はそう思っていました。
咬まれてもいいから、しっかりと送りださなければと。




しかし、何事も起こりませんでした。


先生から合図があって、間もなく
何事も無く
あっけなく
あの子は眠りに落ちていきました。
支えていた私の肩にがくっと頭を預け、そのまま下にくずおれていきました。
そうなると、もう必要は無かったのでしょうが、それでも頭を持ち上げて抱え続けました。




もっとゆっくりと眠りにつくのだと思っていました。
だから、その時間が30分だろうが1時間だろうが、ずっとずっと頭をそして体を撫で続けて
話しかけ続けるつもりでいたのです。

でも、そんな時間は残されていなかった。
ほんの数分前まで動いていたあの子の心臓は
あっという間に止まってしまいました。
苦しくはなかった、静かに安らかに、深い深い眠りにつけたと信じます。










ザボンを置いてセンターを後にし、金子さんに連絡を取ったところ
別件で外出中だった金子さんからは、「 今から私が会ってくる 」とのお返事。
センターへ連絡を入れ向かって下さいました。
そして、アパートへ到着し夕方当番をしている私に
「 今から連れて帰るよ 」と連絡が入りました。



唸るのはただ怖いだけなのかもしれないと思いながら、私にはしっかりと判別が出来ず
置き去りにしてきてしまったザボン。

私が連絡を入れた時間、金子さんの用事が終わった時間、
そして外出先からセンターへ向かえる場所に金子さんが居たということ・・・。
そんなあらゆることがすべてうまく重なり、
ザボンは今、私たちのもとへいるのです。


初めて会った時に唸られていたので、私に対してはどうなのかと思いましたが
そんな思いをよそにザボンは、そっと静かに体を寄せてくれました。



良かった。

心からそう思います。

あの場で犬の性格や状態を理解出来るほど、今の私に経験や研ぎすまされた感性があるなんて
そんなおこがましいことはとても言えません。
だから、ザボンのことをきちんと見極められなかった人間によって
こんなにも優しく穏やかな命が絶たれてしまうことにならなくて本当に良かった。


来てくれてありがとう。

生きていてくれて本当にありがとう。

ザボンへの思いはただそれだけです。













生きているあの子とはどのくらい一緒にいたでしょうか。
センターで会い、アパートで当番の間一緒に過ごし
次の日に病院へ向かった、合計しても半日にも満たない時間です。



もし私が個人的にあの子を引き取っていたら、今でも生きて私の横で笑っていたかもしれない。
いや、懸念していた問題が色々出て来て、思い悩んでいたかもしれない。
それはわかりません。







あの日の朝ごはんには、菊さんがおいしい缶詰をたくさん食べさせて下さいました。

病院に向かう前、金子さんはおいしいお肉を食べさせて下さいました。



そして、名前を付けて下さいました。



どことなく愛嬌のあるお顔。

横文字のしゃれた名前じゃないよね、

可愛くはじける、そんな名前だね と。



ぽん吉。

ほんの数人に、何回かしか呼ばれなかった名前。



今までにこの世を去った多くの子達だけでなく、
まさに身を持って、命の重さを私の体に預けていったぽん吉のことは決して忘れません。




亡くなった翌日。
火葬されて現れたのは
生前の大きな体からは想像もつかないほど、本当にあの子のものなのかと思うくらい細い骨で、
とても小さくなって横たわった姿でした。





ぽん吉


ぽん吉

( *上記画像は 2枚とも ちばわんさんのセンターレポートからお借りしました。)



                          桃金







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捨ててしまったもの
6月15日 水曜日。

この日はセンターへのお迎えの日。






まず引き出したのは、セッターの男の子。

小柄な子らしいというお話も。

収容棟の廊下で初めて会ったその子は、その通り小さな子でした。

モッティくらいでしょうか。

不安だったのでしょう、人恋しかったのでしょう、そして嬉しかったのでしょう。

首輪をつけようと近づいた私に、尻尾を振りながら体をすりつけ、顔をなめてきました。





セッター 男の子

建物の外に出て、それこそ喜びいっぱいの姿で歩いていました。

センターの中庭で、あちらへ行きこちらへ行き。




パック全身

緑濃い草の匂いをかぎ、顔を上げては樹々の葉の香りを楽しんでいたこの子。






鳥の声にも耳を澄ませ、気持ちを集中していました。

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パック 1



パック

シェークスピアの作品に出てくる、妖精の男の子の名前。

一見、女の子かと見まごうような柔らかい雰囲気。

推定年齢 3歳~4歳でしょうか。

もしかしたら、もっと若いかもしれません。











もう一頭はポインターの女の子。

大部屋ではなく、隔離していただいていた子。

ガラス越しに姿を確認し、部屋に入ってみると、うーーっと響く、低い唸り声。



その子が発していました。



ブースの中で固まっており、となりのブースとの仕切りに体をくっつけ、時折その仕切り板が震える音も。



相当な怖がりであるが故の行動だろうというのが、金子さんの意見でした。

いざ出してみると、金子さんに体を寄せ甘えてきたその子。





018ザボン(仮名)
<撮影:金子さん>

ザボン1
<撮影:金子さん>


足の長い、かなり大柄な子です。

CACIで保護したポインターの女の子の中で、一番大きいのではないでしょうか。





ポインターメス
<撮影:金子さん>


胸元に腫瘍らしき固まり有り。





02123年6月15日引き出しポインターメス
<撮影:金子さん>


アパートにいるキーパーのように、下の瞼が下がっています。

涙の量が多いようですが、もしかして目がみえにくいのかもという心配はなさそうです。




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<撮影:金子さん>




ザボン

ポインターの女の子。

推定年齢、5~6歳でしょうか?

CACIを卒業したレモンくんに似た毛色ですが、この子のほうが濃いようです。



アパートへ着いたザボンは、まだ慣れない環境に戸惑いながらも、

人にも少しずつ近付き、ケージの中で落ち着いていました。










セッターのパックを迎えに行った時、職員の方が既に廊下に出していて下さいました。

「 この子ですよね?」

とたずねられ、なぜそんなことをおっしゃるのかと思って問い返したところ

「 いや、もう1頭、セッターが入っているから。」

と。





収容情報は確認してきたはずでした。

セッターが入っているなんてと思い、急いで収容部屋を覗くと・・・




セッター2

いました。

青い紐を首にまいた子が。




セッター?

はっきりとはわかりませんが、そんなに年をとっているようではなさそうです。

色白の女の子。




職員の方のお話によると、譲渡対象として移送されて来たとのこと。

まだ譲渡先は決まっていないそうです。




セッター?の女の子

「 雑種ということのようです。」

とのお話でしたが、セッターのようにもみえました。







午後からセンターへ向かったこの日は、夕方のお当番でもあるということで

収容部屋は、ただ覗くことしかできませんでした。

それでも、最終部屋だけは、と。





最終部屋

多くの子が入っていました。






最終部屋

小さな子に吠え立てられて、部屋の隅においこめられてしまった子。

ちばわんさんのレポート によると、この日、飼い主に持ち込まれた子のようです。

吠える子より大きな体でしたが、吠えられる声におどおどしていました。


自分に向けられた大きな声を受け止めることすら怖いだろうに

今からの自分の運命なんてわかろうはずもないと思います。







小さな子

床に横たわり、身動きひとつしない子。

< *6/17追記

  ちばわんさんのレポート(6/16センター訪問分)で 

  介護が必要な年老いたこの子を、必死に探されていたご家族が迎えに来て下さったとご報告がありました。

  ご家族のもとへ帰れたこと、本当に良かったです。 >












冷たい床の上、そして苦しいガス室の中、このセンターで亡くなってしまう子たちは

この世にいた最後の瞬間まで、綺麗な心でいることでしょう。

いえ、汚れてしまった体から魂が離れたって、きっときっと心は綺麗なまま。

それはどの子もそう。



死に行く子達の、もと飼い主へ。

あなたがたに 

この子たちを見捨て、放っておき、最後まで添い遂げなかった

そんなあなたたちに

自らの手を汚すこと無く、他人任せで動物達の命を勝手に操れる自由があると思うのですか?


自分にはそんな権利があるとでも?





そんなこと、あってよいはずが無い。

断じて無いのです。






この子たちを自分の目の前から遠ざけ、

この子たちの死さえ目論む、その罪悪感という心の重荷をも

自分可愛さに下ろして捨ててしまう、そんなあなたたち。

いや、罪悪感を持っていたのかも疑わしい。



引き受けた人間は、さらに嵩の増した想いを、これからずっと背負っていくというのに。






それでも人はまだいい。

どんなに苦しくても、涙が出ても、心が痛くても、その想いと向き合いながら己の命はあるのだから。

命あるからこそ、辛くてもきっと立ち向かえるのだから。






しかし

失われた命は

動物たちの、ひとつひとつのかけがえのない命は

決して取り戻すことは出来ないのです。






そんな簡単なことを理解する心さえ、捨ててしまったのですね。







                               桃金






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音のない鈴
3月29日(火曜)

千葉県東葛飾支所より ポインターのメスがやってきました。


執事さんにつれられたポインターは
尻尾の先が切れ、肉が見えていました。

セッター、ポインターでは、この尻尾の先が切れてしまうことは
とても多く、それだけ尻尾を振っているということが
分かります。

エリーと名付けたポインター。


年齢でいえば、8歳位ではないかと思います。


110316-22011年3月16日 2011年3月24日 我孫子市南青山 ポインター 白黒 メス 中 青いナイロン製首輪 鈴付き



初めての人、場所に少々怯えながらも
性格の良さは、よく分かりました。

005エリー


毛はごわごわ、どこをどう彷徨ったのか・・・

それとも、このような状態で飼育されて来たのか・・・

009エリー


しかし、よく見ると飼い主の愛情とも取れる
細かい配慮が伺えました。


首輪の端を丁寧にワイヤーで留め
首につけている鈴も、きちんと留められていました。



猟犬がつけている鈴の役目は

獣避け、飼い主に居場所を知らせるためのもの・・・・









飼い主に居場所を知らせようとも、その鈴の音が

届かなかったのでしょうか・・・

だったとしたら、音のない鈴。

つけている意味すらない・・・・。



鈴

救い出せど形見となった鈴もあります





エリーのように 年老い

体力も追いつかなくなってきた猟犬にとって

首につけた鈴の音は、居場所を知らせるものではなく

猟犬としての役目を引退させる

警鐘の音と私には聞こえます。




いろいろな事情の中で、いろいろな状況の中で
飼い主の暮らしも変わるはず。

そして飼い主も年老いていくはず・・・



猟が終わったからといって 猟が出来ないからといって
手放さないでほしい。

恩恵を受けたであろう猟犬たちに
最後の礼を、飼い主として尽くしてほしい・・・







エリーはきっと、素晴らしい働きを見せて来たと思います。

疲れきったエリーの体が、そう語っています。


そして、エリーの優しさと強さ、従順さが


飼い主に誓ったであろう忠誠をも私達に教えてくれています。





猟犬の本能が薄れ、体が老い

猟犬として働けなくなった時、飼い主たるものの責任をよく考え、

猟のパートナーとして伴に過ごしてくれるよう

心から願って止みません。






猟をされる方も高齢化し、猟を伴にして来た犬を
手放す方が増えているそうです。
そういう方のご家族が、後この猟犬たちの最後を
看取る覚悟で、猟のパートナーとして暮らしてほしいと思います。

家族が負うべき責任を、私達に投げること
また、殺処分で終わらせることは決してしないで下さい。














猟犬たちは、囲いのない場所で放され
猟をします!
時には山を越え、遠くまで行ってしまいます。
迷子にしても探す範囲が広く
見つけ出せない例も多いのです。
猟犬には必ずマイクロチップを装着し
していない猟犬は猟ができないという規制が
必要と考えています!
どうか、広めてください!
『猟犬にはマイクロチップを!!』

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ようやく君に・・・
3月7日(月)

千葉県動物愛護センターに収容されていたポインターの女の子。
8日、会いに行く前にセンターに連絡をしました。


kt110302-012011年3月2日 2011年3月7日 香取市田部 ポインター 白黒 メス 中 鎖の首輪




     『朝きたら亡くなっていました・・・。』




   間に合いませんでした・・・。


この子が亡くなり、すぐに夷隅保健所へ問い合わせ


収容されていた、ポインターの女の子の引取りを希望し、9日・・・

富里に送られてくるこの子を夕方、トラックから降りたと同時に
引き取るつもりで向うはずでした・・。

110301-1 i夷隅 茂原市大沢 ポインター メス 白黒 中型3月9日まで






 『昨日までは食欲もあったのですが、残念なことに・・
     
          亡くなってしまいました・・・・

                      悔しいね・・・。』と先生。



         どちらの子も間に合いませんでした。




そして、同時に収容されていた ポインターの男の子。



   

 3月11日(金)

 この子を迎えに行くはずが、朝から予定が狂い

 センターに迎えにいけず、あの大地震が起きてしまいました・・・。




迎えに行きたくても、高速は通行止め、下道は大渋滞・・・

ガソリンスタンドは長蛇の列・・・


緊急事態に備え、私はシェルター付近から離れられず
執事さん
SOSをだし、お迎えに行っていただきました。



執事さんの家付近も大渋滞の中、センターへの 近くて遠い道を
向かってくれたこと、本当に感謝しています。


執事さん、ありがとう。



 長い長い時間を 待たせてごめんね・・・


千葉引き出し 002 BOND


 よく頑張った、本当によく・・生きていてくれた・・。

千葉引き出し 005 BOND





                 

        ようやく 君にたどり着き

        

          ようやく 君にごめんねを言えた・・・。





    先生からお話をいただいた時、亡くなった子を選んでしまったことを・・・・。


              

        
   by ボン



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急がなければ・・
3月7日期限のポインター、引き受けたいとご連絡をしました。
kt110302-012011年3月2日 2011年3月7日 香取市田部 ポインター 白黒 メス 中 鎖の首輪

状態は悪そうです。
検疫明けまで待てないかもしれない・・。

収容期限が終ったらすぐに、迎えに行くから待っていてね。


部屋分けも保温もできない状態・・。

頑張れ!頑張れ!


待ってて、もうすぐだから!



千葉市に1頭 白茶のポインター♂が収容されています。
千葉市のボランティアさんより、レスキュー要請がありましたが千葉県に
全部で上記の子も入れて3頭が捕獲されていますので
引き受けが難しいかもしれません。
(千葉市のセンターは独立しており、千葉市内に住んでいる方しか引き出しはできません)

千葉市、船橋市、浦安市 柏市(独立していますが殺処分は富里で行います)
を除くすべては、千葉県富里(本所)に集められ殺処分になります。



足音
2月21日(月)
どんよりと曇るちばの空・・・

寒さは幾分、和らいだように感じる2月。
なのに・・・

    センターの中はとても冷たい空気が流れていた。




収容棟に入る時、なるべく大きな音を立てずに
静かに入る。

サイズの合わない長靴がすれて、重くかすれた音を出す。

ちょこんと座り、じっとこちらを見つめていたラブの男の子。


胸が苦しくなるほど、言葉に代えることができない目で私を見つめる。



032収容部屋 ラブ風


035ラブ 23年2月21日



035ラブちゃん




その傍らに、ビーグルの可愛い大小の子達。

しっかりと見つめてくるMIXの子。


どうしてここにいるのだろう・・・。


036ビーグルMIX

025MIX、ビーグル



クロラブ風の子は2頭。

近づくと、こっちを見上げていた。


迎えに来たと思っているのか・・。

01823年2月21日 収容部屋 黒ラブ風



今日、お迎えに来たセッターの女の子。

千葉県動物愛護センターの先生から、引き取りの要請があり
一旦はお断りをさせて頂いた子。

2月11日の当会の里親会で、3頭のトライアルが決定!
スペースができた。

すぐに先生にご連絡をして
引き取れることを告げた。


扉の上にある、ガラス窓をあけ
セッターの子を呼ぶ。


自分のことだと分かったのか

怯えながら、近づいて来た・・。



そう、君を迎えに来たんだよ・・。



02223年2月21日 セッター メス


同じ収容部屋にいる子たちは、ほとんどがちばわんさんの引き受けが決まっている。

ちばわんさん、いつもありがとうございます。


040収容部屋23年2月21日

03923年2月21日ビーグル&MIX





そして、最終部屋には・・・・

明らかに飼い犬だった子達が収容されていた。

050ポメラニアン 最終部屋


046最終部屋 23年2月21日




長靴のすれる足音を聞きつけ、真っ先に扉に飛びついて来た子。

ポメの子は、必死に泣いている。












この子達は迎えに来てくれる足音を待ちながら


最後の時まで、耳を澄ませているのでしょう・・。


そして、去って行く足音を聞きながら、部屋の隅で


体を丸めるのでしょう・・・。










どうして何もしていないのに、命を奪われていくのか。

まだ終る命ではないのに、まだまだ生きていられるのに

なぜ、死なせなければならないのだろう・・・。




自分でできないことを人に頼むのはおかしいと、

自分でも言っているのに


誰か、助けてあげてくれませんか?

この子を助けてはもらえませんか?



そう思ってしまう・・・。












ここから出られた時、初めて触れた人を犬は決して忘れません。
長いこと、会えなかった飼い主にでも出会えたかのように
喜ぶ姿を、私は何度も見てきました。


たとえ、始めは怯えていたとしても
その子の精一杯で、必ず何かを伝えてきます。





そう、引き出したセッターの女の子も・・・

064オードリー 2月21日

052セッターメス 23年2月21日

053セッターメス 23年2月21日

05523年2月21日 セッターメス

068オードリー 2月21日

067オードリー メス 2月21日

066オードリー 2月21日

074オードリー 2月21日


名前  オードリー
E・セッター  ♀ 3歳位 現在13キロ位


062オードリー 2月21日




動画の中から、かすかに聞こえるオードリーの声。
皆様にはどう伝わるでしょうか。


耳を澄ませ聴いてみてください・・・。



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小さな成果
朝には一時、雪も舞ったこの日。

2月9日 水曜日。

私にとっては今年初めての、そして久しぶりのセンター訪問となりました。








1日目の部屋で、まず目を引かれたのがこの3頭。

1日目の部屋 1

1日目の部屋 2

ここで知り合った3頭なのでしょうが

ぴったりと寄り添ってお互いを暖めあっているかのようです。





微笑ましいと 一瞬 頬が緩みかけますが

すぐに切なさで胸がいっぱいになります。





引き出す女の子

今日 お迎えに来たのは この子。


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                      <撮影:金子さん>


その身一つで なんとか寒さをしのごうと

小刻みに震えているこの子。

他の部屋を見学する前に 職員の方がここから出して引き渡して下さいました。









2日目の部屋。



2日目の部屋 1


譲渡対象として首に赤い紐がつけられた子。

つけられていない子。




2日目の部屋 2 リボンの無い子

控えめながら じっとこちらの瞳をみつめます。





2日目の部屋 リボンの無いアメコカ

以前アパートに居た

アメリカン・コッカー・スパニエルの 『 ランク 』を思い出します。

吠えることなどありませんでした。









3日目の部屋。

3日目の部屋 3頭

この部屋には3頭。

赤い紐がついているのは 手前のセッターの子のみ。




隅にいる白い子は おとなしく穏やかそうな子。






3日目の部屋 ダルメシアン1

とても綺麗なダルメシアン。





3日目の部屋 ダルメシアン2

それまで黙っていたこの子も

やはり言いたいことがあるのでしょう。

天に向かって訴えていました。





天を仰ぐダルメシアン

「 ボクはここにいる。

  ボクはここにいるんだ。」 

と。






3日目の部屋 セッター


きっと生きてここから出るんだよ。

またのびのびと走るんだよ。











4日目の部屋。

4日目の部屋 1

床に伏せていた子が、私の姿を見るなり駆け寄ってきてくれました。




4日目の部屋 リボンの無い子

カメラを構えるたびに、小首をかしげてみつめる子。

人懐こいこの子の首に赤い紐はありません。





4日目の部屋 3

わざわざお座りしてくれた子。

頑張って検疫を乗り切ってね。





4日目の部屋 動かない子

奥の方には、全くお顔を見せてくれなかった子も。

具合が悪いのでしょうか。



寒いものね。

床は冷たいもの。

何より心がさびしいよね。



動く気力もなくなるよね。












最終部屋。




ガラスから中を覗き込んでどきっとしました。

なんて良く似た2頭。

最終部屋 双子

ちょっと困ったようなお顔で

でも穏やかな瞳で私を見つめる視線はひと時もそらされることはありませんでした。

2頭とも若くはないでしょう。

そっと寄り添っていました。



最終部屋 双子2

一頭だけ写っていますが、すぐそばにもう一頭が。




きっと生まれてからずっと、そうしてきたのでしょうね。

いつもいつも一緒に歳を重ねてきたのでしょう。

どこに行くのも、何をするのも君たちは一緒だったのかな。
 





もう少ししたら

やっぱりいつものように

一緒に

今度は天国へ昇っていくのだろうか。



一頭だけで逝く子たちもいるのだから

それがせめてもの救いだなんて思うのはあまりにも悲しすぎる。


<* 2/11追記 :  ちばわん さんの 愛護センターレポート
 
 によると、持ち込まれた5歳の女の子たちだそうです。

持ち込み翌日の金曜日は祝日(2/11)のため、処分機は稼働させていないだろうとのお話も記事に掲載されています。>

 





最終部屋 シェパード?

君たちも




最終部屋 白い子

君も。


ただ 待つしかないのかな。




私には その姿を見ていることしか出来ない。














この日はいつもの担当の方がいらっしゃらず 詳しいことは伺えませんでしたが

収容棟内で感染症が流行っていると他の職員さんからお話がありました。

確かに、検疫中の子たちが隔離される部屋には

ほとんど犬たちの姿はありませんでした。



子犬たちや小型犬たちが検疫明けを待つステンレスケージも

使われていたのは4つだけ。




ケージの奥で丸まって出てこない子。

お洋服を着ているのに毛が伸びてぼさぼさの子。



連れて行ってと声は出さずとも体全体で呼びかけていました。





子犬たち 4頭

兄弟犬4頭でしょう。

全員で検疫を乗り切るんですよ。




子犬たち 2頭

君たちもしっかりね。

せっかく生き延びるチャンスなのだから。





負傷動物たちがいる部屋も、とても静かでした。


負傷動物部屋 2

冷たい床に横たわる小柄な子たち。




生きて。





負傷動物部屋 1

生きて。





君のその瞳の中の強い力を信じたい。














イングリッシュセッターの女の子。

推定年齢は7~8才でしょうか。



012セッター メス 富里
                  <撮影:金子さん>


元気良く外に出て行きました。

車の中ではとても大人しく、首につけられたカウベルが鳴ったのは出発前の1回だけ。

乗り慣れているのでしょう。







01523年2月9日 メス セッター 7~8歳
                  <撮影:金子さん>


『 椿姫(つばきひめ)』 

この寒い季節を生き抜く花の名を選びました。










施設内で写真を撮っていたところ

一般の方があたふたとやっていらしゃいました。

収容部屋を覗き 名前を呼びかけて確認が出来たようです。

「 良かった、本当に良かった。」と返還手続きに向かわれました。


その間、廊下に出されて係留されお迎えを待っていた子。

尻尾をぶんぶん振って

私にも安心した表情を見せてくれました。

よかったね



ゆるい首輪をすり抜けて

一人でお散歩に出てしまったそうです。






一度着けてしまったら、それっきりになっていませんか?

首輪は緩むことがあるし、外れてしまうことだって。

迷子札の連絡先も読み取れなくなることだってあるのです。







センターでは最近他にも返還された子が2頭いたそうです。

その子たちはどちらもマイクロチップを装着していたとのこと。

職員の方も、そのことをとても喜んでいらっしゃいました。





マイクロチップの重要性が改めて感じられました。

例え長い放浪などで外見の変化があったにしても

埋め込まれたマイクロチップがわが子であるという確実な決め手となるわけですから。



センターの方たち 保護団体の方たちも声高にマイクロチップの装着を訴えていらっしゃいます。

もちろん 私たち CACIでも。

少しづつ 少しづつ

まだほんの小さな一歩ではあるのかもしれませんが

その成果が表れてきているのでしょう。





















「 たくさんの犬猫が殺処分されると聞くけれど

  本当に そんなにたくさんいるのかしら?」


この日の午前中 ある人にそうたずねられました。

     




                  ーいるのです。







 「 可愛い犬猫を手放せる人たちが

   本当に そんなにたくさんいるのかしら?」

とも。






                ーいるのです。

                 しかも大勢。






もっと知って下さい。

もっとその事実を広めて下さい。






私も何度でもお答えします。








殺処分される子は後を絶たないのだと。



 



                            桃金





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ボランティアの現実
2月2日(水曜日)
茨城のセンターに久しぶりに行ってきました。
この日、引き出し頭数も多いので執事さんの力を借りて
連れ帰ってきました。


茨城のセンターに着くと、軽トラックの幌の隙間から
大きなバリケンが見えました。

『持ち込みだ・・・』嫌な予感が的中・・・


すでに収容棟に入れられた後でしたが
飼い主の姿から、大型犬かもしくは猟犬だと思っていました・・・


これもまた的中・・・・



1歳未満のシェパードの女の子でした。



受付で、飼い主とすれ違いましたが
顔を伏せるように、足早に去っていきました・・・



なぜ持ち込まれたのか・・・

こんなに若い子なのに・・





飼い主の姿を探すように

収容部屋の鉄の柵に前足をかけ

鼻を鳴らし、泣いていました・・・。






いくらストーブを焚いてくれていても

コンクリートの建物です。


やはり、底冷えの寒さは犬達の体力を

命を容赦なく奪います。






何度足を運んでも、少なくならない収容動物に
気落ちするとともに、人間の罪を背負うこの子達を
助けられない現実に、心がどうにかなりそうです。



それでも、前に・・・



今日期限の子、期限切れの子、4頭受け入れるつもりで

まずは1頭目の セッターの男の子 4~5歳位でしょうか。

059 NO2チェス君


カメラを構え、一人で撮影している所に
職員の方が来てくださり、リードを持ってくださいました。


犬の表情がパッと変わりました。


061チェス君

犬と接してくれていたことが分かります。

美味しいジャーキーをもらい、大喜びの チェス君です。

063セッター オス 4~5歳 チェス君


2頭目は 女の子のセッター 4~5歳位 子供を産み育てていた体・・・

この子の子供達は、現在5ヶ月くらいなのではないかと思う

そんな体をしています。


首にはベルが・・・

探していないのでしょうか・・・



でも、よく見ると・・・・

見覚えがある顔・・・ミルフィーちゃんや

080クレアちゃん 


Bazさんちのアデルちゃんに
似ています・・・


078クレアちゃん

収容部屋の中で震えるこの子は、私が近づくと唸り
半身構えていましたが、扉があいても
出てこないので、部屋に体をいれリードをつけました。


なんて従順な・・・・・

外にでても勝手に動きません。

こちらにあわせ、歩きます・・・


弱きもの・・


人に従わなければいけないことを知っています・・・・


クレアちゃん


075セッター メス 4歳くらい クレアちゃん



3頭目年老いたセッターの女の子  9歳~10歳かもしれません。

体が濡れ、伏せられずに座ったまま頭を下げていました・・・


ぶるぶると震えながら。


083セッター メス デイジーちゃん  8~9歳くらいかもっと?


明るく、かわいいおばあちゃん犬です。

デイジーちゃん


089 デイジーちゃん


低体温からか、歯茎が白く、執事さんがすばやくタオルドライして
温かい車へと乗せてくれました。

082デイジーちゃん


090 せんたーにて



そして、最後の4頭目。


リードを着け、外へと連れ出しました。

顔を見上げることもなく、ただひたすら
何かを探している様子。


かなり怯えています。


走る車を見かけたとたん、表情が変わりました。


066セッター オス  4歳くらい




私は、この子を収容棟に戻しました。

いえ、捨てに行ったのです。


この子の飼い主のように・・・・・・。




命の綱を、この手から放しました。




嫌がるこの子を、収容部屋に戻してしまった・・・・・・



私達のシェルターでの保護は、難しいと判断しました。


この子の何が問題なのか・・・・


尻尾だって収容棟では振っていたのに


職員の方に嬉しそうに飛びついて


何が問題なのか・・・・・・






ブログをご覧下さる方のコメントに

『頭が下がる思いです』といただきますが

そんなことはありません。



心が冷たいのかもしれない・・・

そう思ったりします。


よく嫌がる犬を引っ張って、収容棟に戻せたと・・・・・





言い訳はしません。

感じたまま、そうしました。


他のボランティアさんが見たら、この子は助かったのかもしれません。



でも私には保護できませんでした。




保護ボランティアといいながら、
ボランティアに委ねられた命であっても、殺される子がいる現実・・・・



罪悪感だけがいつも心に残ります・・・







救えないことを嘆かず


救えたことを喜びに・・・




そう、言ってくださった方がいます。



そう思っても    
 
     いいのでしょうか・・・・・・

  




     









未来へ繋ぐために・・・
今年に入り、何頭の猟犬がセンターに収容されたのか
記憶にとどめておく事さえもできなくなる・・・・


茨城県のセンターに続々と入ってくるセッター・・・

迷子ではないのだろうか・・・


それとも・・・・


悪質な放棄をなくすため、マイクロチップを必ず装着することは
やはり、必要なこと!


茨城県、現在以下3頭 こちらで当会にて保護予定。

P1250008常陸太田市花房 セッター 白茶 雄 中 無 23年1月25日 茨城
P1240003守谷市野木崎 セッター 白黒 雌 中 鎖・鈴付
P1270002坂東市大口 セッター 白黒 雄 大 鎖・鈴付 23年1月26日 茨城



千葉県富里に1頭 当会保護予定

kt110124-012011年1月24日 2011年1月31日 香取市岩部 セッター 白茶 メス 中 赤色の布製首輪、鈴付き



昨年、頭数制限をして来たが
ここに来て、新しい飼い主さんとめぐりあった子もいるので
私達もがんばります。


この4頭を保護した後、また頭数制限をします。


今、救えるのなら、今目の前の命を救うこと!




頑張ること、継続すること、訴え、広めること
後に続く命ある子達のために、未来のために、今できることを!!



        やるしかない!!




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2頭目のセッター
1月21日(金)

千葉県のセンターに続き2頭目のセッターです。

茨城のセンターから、友人Sさんの力を借りて運んで頂きました。

茨城引き出しケリー 001


茨城引き出しケリー 004


ケリー23年1月21日


15キロほどの女の子です。



期限ギリギリ、間に合いました。


とても美しい子です。



もう1頭

0118 1月18日 23年 ポインター白黒 メス 大 オレンジビニール首輪 1月26日まで安房』保健所(1月27日引き出し予定)


預かってくださる方が見つかり、引き受ける予定です。


センターには連絡済。



(※ ポインターは24日飼い主さんが見つかったとの連絡ありました)


一番はお家に帰れることですが、もし迎えに来てもらえなかったら
私達が引き受けます。




  マイクロチップを装着していたら、鑑札迷子札がついていたら
  すぐにでも帰れるのに・・・・。



  猟をさせる犬には、マイクロチップは必ず装着させましょう!!


愚かなハンターへ・・・
昨年12月、センターにGUNDOGが収容され、
センターの先生から、ご連絡を頂いた・・・


そう、命を繋げるために・・・・


なのに、引き受けることができなかった。



12月に開いた里親会。
ご縁があれば、年内に決まる子がいる。

そうしたら、先生からご連絡を頂いた子を迎えられる・・



そんな中、時は待ってくれなかった・・・・

1つ目のご縁が決まり、保護スペースが空いたのに・・・・。

遅すぎた・・・・。







そして、またGUNDOGが収容された・・・。

今なら、今なら引き受けられる。



クリスマスが期限だった子。

ギリギリで声をかけることができた。


年内に引き受けられるはずが、業務の関係上
年明けの引取りとなった。



画像で見る限り、状態が悪い子・・・
年明けまで、生きられるのだろうか・・・・


その子が収容された夷隅保健所に連絡をし
引取りの希望を伝えた。

1217  大多喜町 セッター メス 革製黒首輪 12月24日まで
(公示されていた画像)





そして、今日無事に迎えることができた。

収容されたときは、ひどい下痢で
食欲もなかったそうだ。

0311月6日セッターメス





夷隅の先生、ありがとうございました。




しかし、一歩間違えたらこの子は生きられないかもしれない。
そのくらい、痩せすぎている。
歯茎も白い・・・

もっと状態がいいのかと思っていたが・・・・

酷い・・・

040セッターメス1月6日





この子は、迷子になったのではない。

自ら私のそばを離れることをしない。

0461月6日







爪の伸び具合からしても、猟に出て迷子になったのではない。

ハンターに育てられた特徴ある行動・・
045セッターメス1月6日



何のために、この子と暮らしていたのか・・・


目の前でやせ細るこの子を見て、罪悪感も感じることなく
暮らしていたんだろうか・・・・







12月にセンターの先生から連絡を頂いたポインター・・・
ちばわんさんで、引き受けてくださることになったのに
残念ながら亡くなってしまった。
そして、その子は持込だったそうだ・・・
しかも、後2頭のGUNDOGも一緒に・・・・




   


   愚かなハンターへ
    


     GUNDOGがいるからこそ、猟を楽しむことができのではないですか?
   

     彼らの一生は、1シーズンで終るものではないのではないですか?


     鉄砲と同じように、彼らだって手入れが必要なのです!


     どうか、道具ではなくパートナーとして育ててください!


     産ませるだけの『物』扱いはしないで下さい!


     どうかセンターに持ち込む前に、どうか捨てる前に


     彼らに生きる道を見つけてあげてください!


     何もいわず、放置されても 泣き声もあげず


     ただただ、尻尾を振るこの子達を 殺さないで・・・・



         こんな悲しい方法で・・・・
     

   

039セッターグレース

     



新しい年がこようと、また多くのGUNDOGが生きる道を断たれ
命を落としてしまった・・・



救いきれない数のGUNDOGたち・・・・



救いきれない・・・・ それでも 1頭でも 救いたい



23年1月収容GUNDOG


 


1本の糸




11月25日 木曜日。

久しぶりに、センターへ向かいました。








まず、負傷動物たちがいる部屋へ。


ミニピン

他団体さんの記事でみた時と違い、洋服を着ていたミニチュア・ピンシャー。

寒いので、職員の方が着せて下さったのでしょうか。


静かな子

静かに伏せていた大きめの子。




親子

子犬を守るため、

私たちにずっと唸り、威嚇していたお母さん。

子犬たちも、お母さんの体から離れず

身を寄せ合っていました。






吠えていた子

私たちが部屋に入ってから、ずっと吠え続けていた子。






そんなふうに吠えるから、君はここにいるのだろうか。

それはいけないよと、人は誰も教えてくれなかったんだね。



そして、君だけのせいにされたんだ。











ステンレスケージの中には、たくさんの子猫たち。

子猫たち1

7頭ほどが、一斉に動く物のほうへ頭を動かし

かわいらしい姿を見せてくれていました。


子猫たち2

まだまだ小さな子たち。







やせ細った体。

でも、とても可愛らしいお顔のダックス。



ダックス


こんな風に覗き込み

まっすぐみつめる瞳を

あなたは見つめかえせるでしょうか。











2頭、一緒に入っていたブースでは、悲しい光景が。






亡くなっていた子

既に力尽きてしまった子が、冷たい床に横たわっていました。

息の有無を確認するまでもなく

生気は全く感じられませんでした。


綺麗に手入れされていれば、真っ白でふわふわの毛並みを見せてくれたことでしょう。



一緒に居た子は、あちらへ行きこちらへ戻りと、せわしなく動いていました。

亡くなった子の側には、血の跡が。


職員の方に、生きている子を別のブースに移して頂けるようお願いしました。




大部屋でなく、ここに隔離されているからと言って

決して安心はできないのです。

















収容部屋。




1日目。

セッター

1本目の “ 糸 ”。

セッターの男の子。



1日目の部屋

元気よく吠えていた白い子。


検疫中のリボンがついた子の他に

リボンの無い、チェリー・アイのビーグルもいました。






2日目。

2日目の部屋

検疫中のリボンがある子、そして無い子。

中型くらいの子たちが入っていました。


中には、運動させてもらえていなかったのか

爪の伸びたこぶりのシェパードの姿も。





3日目。

3日目の部屋

わりと大柄な子たちが、静かに伏せて目をつぶっていました。





4日目。


4日目の部屋1

部屋の隅で小刻みに震えているのが

もう1本の “ 糸 ” 。

ポインターの男の子。

短毛の子には、なおさら、床の冷たさは堪えることでしょう。





4日目の部屋2
4日目部屋3

他の子達が、静かに伏せている中で

元気よくじゃれあっていた2頭。




4日目の部屋4

穏やかな秋田犬の子。



4日目の部屋5

ただ、眠っているだけという訳ではなさそうです。

具合が悪いのでしょうか。

一度も目をあけず、頭をあげてくれることもありませんでした。






最終部屋。


最終部屋 1

悲しそうなお顔で、ガラスに寄ってきてくれた子。



最終部屋 2

利口そうな可愛い子。



最終部屋 3


こんな綺麗な子が

何も言えず

何も言わず

逝ってしまうのか・・・。






















この日は、嬉しい光景にも立ち会えました。

飼い主さんが収容された子を迎えにきたのです。



マイクロチップを埋め込まれていたその子。

嬉しそうに連れ帰る飼い主さんの笑顔が印象的でした。



もう2度と

その子をここによこさないで下さいね。

























私たちが結ぶ “ 糸 ” の片方は、この子に伸びていたようです。



















セッター 外

以前、引き出したキャプテンを思わせる顔立ち。

キャプテンと似たようなやせ方ですが

こちらの方が少し小さいように思います。




久々の外の空気。

尻尾をぶんぶん振って中庭へ。



排泄を済ませて車に向かう途中

お世話をして下さった職員さんを覚えているのでしょう。

その方が通ったら、しっぽを振ってついていきそうに。




車の後ろを開けた途端、自分から飛び乗りました。

セッター 車1



セッター 車2

乗り馴れているようです。



セッター 車3

おやつをあげてみると

実に、ソフトにくわえて食べ始めました。


職員の方が、「良い子だと思います。」とおっしゃっていましたが

そんな様子が随所に垣間見えます。




セッター 車5

出発前にバリケンに誘導。

「 アップ! 」のかけ声で、すんなりと入りました。


その後、帰りの車中でも静かにしており、

乗せていることを忘れてしまうくらいでした。













一般の方が引き取りを希望され、

私たちのもとへは来ることのなかったポインターくん。

ポインター 1

収容時の写真でも感じていましたが

大柄な子です。

頭が小さく、スタイルの良いハンサムな子でした。


ポインター2

君の、『 赤い糸 』 が

新しい家族と、堅く永遠に結ばれることを祈っているよ。






















センターをそろそろ出発しようかという頃、1台の車が入ってきました。

また、引き取りだったらいいな。




私たちの前に、車から降りてきたのは3人の高齢者。

そして、一頭の白い小型犬。




よたよたと歩き、毛艶も良くなく、ぼざぼさとした感じで、片方の目が白く濁っていたその子。

高齢犬かと思いましたが、4~5歳だといいます。

確かに、見た目は年を取っていそうでしたが

歯の感じ、睾丸の具合からも、そのくらいかもしれません。



職員の方も交えて、私たちも話を聞きました。





「 飼い主がいなくなったんです。」

「 仕方がないんです。」





その話の間、しゃがんだ私の膝のあたりに近寄り

親しみ深そうにしてくれた子。

ハーネスをつけられていましたが、正しく装着されていないことに金子さんが気付きました。



そのせいもあって歩きにくく、余計によたよたとして見えたのでしょう。

そのことを指摘しても、きちんとつけかえて貰えることもなく

そのまま職員さんに促されて

二度と生きては出られない建物の中へ、自ら歩いて行きました。





何も出来ないことに、切なく痛む思いを抱え

その場を動けずにいた私たちに、別れの挨拶をして車に乗り込んだ3人。









            最初から最後まで


               彼らは


               ずっと


            

 
               笑 顔 



               


               でした。 



  
               



                                      桃金







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赤い糸
縁が結ばれることを 『赤い糸』 という。


その赤い糸は、誰が握っているのか・・。


収容情報を見て、すぐに検疫をお願いしたポインター。
収容されたその日のうちに、連絡をしておいた。

kt101104-012010年11月4日 2010年11月11日 多古町船越 ポインター 白茶 オス 中 なし

検疫明けは25日(木)お迎えに行くと伝えていたが
センターの先生より電話があった。


引き取りたい人がいると・・・。

連絡の手違いがあり、セッターではなく、ポインターを引き取りたいとのことだった。

kt101108-012010年11月8日 2010年11月15日 香取市大倉 セッター 白黒 オス 大 グレーの布製首輪


何度もブログに書いているように、電話で伝えるだけでは正確に伝えることが
できないことが多い。

センターの先生方の業務は多く、しかも沢山のボランティアや
譲渡希望者さんを相手にやり取りをしているので
自分がセンターに出向き、確実に伝え、犬を確認して引き取り希望を
出してほしいと思う。



『どうしてもこの子(ポインター)じゃなきゃダメでしょうか?』と先生。





会えることを楽しみにしていたけど、でも救われればいい。

どちらでもいい。


生きて、私達の所に来てくれるのなら。




先生に、引き取り手がないほうを、今度お迎えに行きますとお伝えした。



そう 『赤い糸』 この糸だけは目には見えないから。





どの子も、センターを出て新しい飼い主と伴に幸せになってくれること
これが一番。

幸せになりますように・・・。


温かい場所で、寝られますように・・・・。


      収容される子が減りますように・・。


どちらの子と『赤い糸』があるのかは 検疫開けの日に決まる予定。
どんな子だろう・・準備をしてまってよう。。



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愛護センターには関係のないことです。
これはCACIの責任で書いているものですので
問題があるのであれば、センターではなく直接CACIまで
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