収容動物の末路
8月4日(木)
この日、オスのセッターと収容期限がこの日の5時までの
メスのセッター2頭をお迎えに行きました。
メスのセッターは、感染症に罹りやすく
早急な引き出しが、命を繋ぐ最善の方法だと考えています。
もし、万が一具合が悪くなっても
私達の所であれば、病院にだって連れて行ける。
最近では、検疫を待たず、引き出すこともしばしばです。
この日の収容部屋の温度は29度。
動物には暑すぎます。
もちろん人にも空気の流れを感じない
にごった空気を吸っているようで息苦しくなりました。
横たわる子猫、よく見ると息絶えていました。
その子を出し、そばにあった新聞紙で包み
別の場所に移動しました。
本当に小さな子・・・
体の大きさにあわない、軽さでした・・・。

どの子も、どの子も本当に可愛らしい子ばかり。


どうしたのでしょう?
コーギーばかりが目立ちます。
先日はポメラニアンが沢山・・
今回はコーギーばかり、5頭以上はいたように思います。
小さなコーギー、とても可愛いこでした。

下からこちらを静かに覗く子。
お迎えが来るのかな・・・。

収容部屋の奥から動くこともなく・・・

ここの部屋にもコーギーが・・・

ここにも・・・・

この子たちはの最後が、どうしてセンターなのか
いつもいつもわからずにいます。
自分の飼い犬がいなくなったら
飼い主は探すことは当然なのに
どうして、探すことができないのか?
それとも、いなくなってもいいと思いながら飼っているのか?
飼いきれなくて捨てられたのか・・・


月曜日、8月8日が期限の子達。
その中に、セッターがいました。
間違いなく、セッター・・・・・。

体中がぬれています。

立ち上がることもなく、また目を閉じました・・・。
この顔、見覚えがある・・
茨城から引き出したセッターのデイジーによく似ています。

その茨城のデイジーは、当会ボランティアの菊地宅で
手厚く看護され暮らしています。
引き出してから2週間ほどで、徐々に異変が置きはじめ
今では、ぬいぐるみのように力も入れられず、立つことも
歩くこともできなくなっています。
今までの分を取り戻すかのように
思う存分愛され、甘えています。
身動き一つできないデイジー。
でも、まだまだ頑張っています。
そんなデイジーの姿がこの子を見たとき思い浮かび
あの時と同じ気持ちになりました。
『連れて帰ろう・・・』
検疫をお願いしました。
最終部屋にたどり着けば、今度はポインターが・・・・
しかしながら、もう引き受けることはできない・・・
最終部屋に収容されている数は、20頭を超えていました。
ひしめき合う犬達・・・
そして、喧嘩・・・
見ていられない光景でした・・・。

小さい子も、大きい子も同じ部屋の中で最後を迎える・・・
その最後の時まで、動物の本能は彼らの体も
心も切り裂いていくのです・・・・

食事もできず、水ものめず、動くことさえできず・・・
最後の時がくるとも知らず・・・

そして苦しみながら、痛みながら死んでいくのです。

皆さんはお気づきですか?
捕獲収容される犬達は、オス犬が多いことを。
去勢されていないオス犬同士を一部屋に入れた場合
どのようなことになるか、お分かりになりますか・・・・
殺し合いだって目の前で起きるのです。
最後の時を待たず、この喧嘩で命を奪われる場合もあるのです。
不必要な喧嘩で命を落としてしまう・・・
巻き込まれて大怪我を負ったまま、この世を去るのです・・・
彼らは動物です。
本能があります。
それは子孫を残すための本能です。
去勢をしないばかりに、発情中のメスの匂いを感じ
気が立ち、飼い主を咬んだり
吠えるようになったり、ストレスが溜まってしまい
逃亡してしまうことも本当に多いのです。
捨てられるだけでなく、オス犬は帰らなくなってしまうことがあります。
昔は、オス犬のほうが人気でした。
それは、子供を産まず、番犬欲が強いから。
今では、メスのほうが飼い易いといわれます。
メスのこのほうが、遠くに行かないとも言われます。
しかしながら、去勢・不妊をしなければ同じです。
去勢・不妊のメリットは逃亡防止にも繋がります。
大切な家族であればなおさらに、逃がすということがないように
してほしいと思います。
去勢は可哀想だといった飼い主の犬が逃げるという
お粗末なお話もきっとよく聞くことだと思います。
オス犬の去勢時間は、上手な先生ならばわずか、数十分です。
メスも同じです。
痛い思いをさせて可哀想といった飼い主の犬が
子宮蓄膿症でこの世を去った話もよく聞くと思います。
気がついた時には腹膜炎を起こし、助からないケースも多いのです。
あなたが、あなたの家族である動物にしてげられること
それは『命を守る』ことではないでしょうか・・。
センターでのガス室処分は、窒息死であり
安楽死ではありません。
また、愛護センターは
決して動物を『愛護』する施設ではありません。
愛護と言う名前から、『動物を救ってくれる施設』と勘違いされる方が
いますが、愛護協会や福祉協会と同じと思ったら間違いです!
飼い主のない動物の 殺処分場所であることを知ってください!
引き出したメスのセッター
アリアちゃん 3歳位
とても甘えっこできれいな子です。




センターにほど近い場所にいた、若い犬2頭・・・・
後をつけていくと、中には数等の犬・・

家に近づくほど、排泄物の臭いが酷く
息をするにも困るほどでした・・・。

写真を撮っている時には気がつきませんでしたが
家に帰り、画像を見て驚きました・・・。
夕方だったので、見えなかった・・・

ほとんどの子が皮膚病です。
クサリで繋がれていない子は、塀を飛び越え
敷地外へでていました。

敷地外にでている放し飼いの子達は
首輪もなく、苦情の対象です。

お腹の大きいメスもいるとか・・・

若犬もいずれはここから離れてしまうだろう。
不幸な命を増やすことになる。
このまま、放置すればあっという間に
うん十頭と増え、多頭飼育崩壊現場になる。
行政へ通報してもどうにもしてもらえないと近隣の方・・・
解決の兆しは なし・・・。

この子達にとって、楽しいことってなんだろう・・・
長丁場になりそうな予感です・・・。

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誤字脱字はお許しを・・・・
ボン
この日、オスのセッターと収容期限がこの日の5時までの
メスのセッター2頭をお迎えに行きました。
メスのセッターは、感染症に罹りやすく
早急な引き出しが、命を繋ぐ最善の方法だと考えています。
もし、万が一具合が悪くなっても
私達の所であれば、病院にだって連れて行ける。
最近では、検疫を待たず、引き出すこともしばしばです。
この日の収容部屋の温度は29度。
動物には暑すぎます。
もちろん人にも空気の流れを感じない
にごった空気を吸っているようで息苦しくなりました。
横たわる子猫、よく見ると息絶えていました。
その子を出し、そばにあった新聞紙で包み
別の場所に移動しました。
本当に小さな子・・・
体の大きさにあわない、軽さでした・・・。

どの子も、どの子も本当に可愛らしい子ばかり。


どうしたのでしょう?
コーギーばかりが目立ちます。
先日はポメラニアンが沢山・・
今回はコーギーばかり、5頭以上はいたように思います。
小さなコーギー、とても可愛いこでした。

下からこちらを静かに覗く子。
お迎えが来るのかな・・・。

収容部屋の奥から動くこともなく・・・

ここの部屋にもコーギーが・・・

ここにも・・・・

この子たちはの最後が、どうしてセンターなのか
いつもいつもわからずにいます。
自分の飼い犬がいなくなったら
飼い主は探すことは当然なのに
どうして、探すことができないのか?
それとも、いなくなってもいいと思いながら飼っているのか?
飼いきれなくて捨てられたのか・・・


月曜日、8月8日が期限の子達。
その中に、セッターがいました。
間違いなく、セッター・・・・・。

体中がぬれています。

立ち上がることもなく、また目を閉じました・・・。
この顔、見覚えがある・・
茨城から引き出したセッターのデイジーによく似ています。

その茨城のデイジーは、当会ボランティアの菊地宅で
手厚く看護され暮らしています。
引き出してから2週間ほどで、徐々に異変が置きはじめ
今では、ぬいぐるみのように力も入れられず、立つことも
歩くこともできなくなっています。
今までの分を取り戻すかのように
思う存分愛され、甘えています。
身動き一つできないデイジー。
でも、まだまだ頑張っています。
そんなデイジーの姿がこの子を見たとき思い浮かび
あの時と同じ気持ちになりました。
『連れて帰ろう・・・』
検疫をお願いしました。
最終部屋にたどり着けば、今度はポインターが・・・・
しかしながら、もう引き受けることはできない・・・
最終部屋に収容されている数は、20頭を超えていました。
ひしめき合う犬達・・・
そして、喧嘩・・・
見ていられない光景でした・・・。

小さい子も、大きい子も同じ部屋の中で最後を迎える・・・
その最後の時まで、動物の本能は彼らの体も
心も切り裂いていくのです・・・・

食事もできず、水ものめず、動くことさえできず・・・
最後の時がくるとも知らず・・・

そして苦しみながら、痛みながら死んでいくのです。

皆さんはお気づきですか?
捕獲収容される犬達は、オス犬が多いことを。
去勢されていないオス犬同士を一部屋に入れた場合
どのようなことになるか、お分かりになりますか・・・・
殺し合いだって目の前で起きるのです。
最後の時を待たず、この喧嘩で命を奪われる場合もあるのです。
不必要な喧嘩で命を落としてしまう・・・
巻き込まれて大怪我を負ったまま、この世を去るのです・・・
彼らは動物です。
本能があります。
それは子孫を残すための本能です。
去勢をしないばかりに、発情中のメスの匂いを感じ
気が立ち、飼い主を咬んだり
吠えるようになったり、ストレスが溜まってしまい
逃亡してしまうことも本当に多いのです。
捨てられるだけでなく、オス犬は帰らなくなってしまうことがあります。
昔は、オス犬のほうが人気でした。
それは、子供を産まず、番犬欲が強いから。
今では、メスのほうが飼い易いといわれます。
メスのこのほうが、遠くに行かないとも言われます。
しかしながら、去勢・不妊をしなければ同じです。
去勢・不妊のメリットは逃亡防止にも繋がります。
大切な家族であればなおさらに、逃がすということがないように
してほしいと思います。
去勢は可哀想だといった飼い主の犬が逃げるという
お粗末なお話もきっとよく聞くことだと思います。
オス犬の去勢時間は、上手な先生ならばわずか、数十分です。
メスも同じです。
痛い思いをさせて可哀想といった飼い主の犬が
子宮蓄膿症でこの世を去った話もよく聞くと思います。
気がついた時には腹膜炎を起こし、助からないケースも多いのです。
あなたが、あなたの家族である動物にしてげられること
それは『命を守る』ことではないでしょうか・・。
センターでのガス室処分は、窒息死であり
安楽死ではありません。
また、愛護センターは
決して動物を『愛護』する施設ではありません。
愛護と言う名前から、『動物を救ってくれる施設』と勘違いされる方が
いますが、愛護協会や福祉協会と同じと思ったら間違いです!
飼い主のない動物の 殺処分場所であることを知ってください!
引き出したメスのセッター
アリアちゃん 3歳位
とても甘えっこできれいな子です。




センターにほど近い場所にいた、若い犬2頭・・・・
後をつけていくと、中には数等の犬・・

家に近づくほど、排泄物の臭いが酷く
息をするにも困るほどでした・・・。

写真を撮っている時には気がつきませんでしたが
家に帰り、画像を見て驚きました・・・。
夕方だったので、見えなかった・・・

ほとんどの子が皮膚病です。
クサリで繋がれていない子は、塀を飛び越え
敷地外へでていました。

敷地外にでている放し飼いの子達は
首輪もなく、苦情の対象です。

お腹の大きいメスもいるとか・・・

若犬もいずれはここから離れてしまうだろう。
不幸な命を増やすことになる。
このまま、放置すればあっという間に
うん十頭と増え、多頭飼育崩壊現場になる。
行政へ通報してもどうにもしてもらえないと近隣の方・・・
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