L
o
a
d
i
n
g
.
.
.

愛おしい子

先日引き出したポインターの女の子。

愛しいザボン。

下瞼が目の中に入り込み、目が傷つけられています。
痛いだろうに何も言えず、
それでも呼べばそっと体をくっつけてくる可愛い子。
大人しくて穏やかで、今は目の手術のため入院しています。







私はそんなザボンの命を一度手放しました。







お迎えに行った日。
隔離された部屋の中をガラス越しに覗き、ザボンの姿を確認してから部屋に入りました。
うーーっ と響く低い唸り声。

まさかと思いましたが、ザボンが発していました。
ケージに近づいても一向に止まず。

時間を空けて再度入ると、1回目のようではありませんでしたが
やはり後半唸り始めました。

一体どうしたらよいのだろう。


悩みました。


職員の方は、今までそんなことはなかったし
他のボランティアさんからもそんな話は聞いていないとおっしゃいました。
とても良い子だと。
だからといって唸り続けるザボンを、このままアパートに連れて帰ってよいものだろうか?
特定の人しか散歩できないかも、
いや、もしくは慣れないボランティアさんに牙をむいてしまうようなことになってしまったら?
そんな厳しい状態が続いてしまって家庭に送り出せない場合、
一生シェルターで、
いや結果的に金子さんが面倒をみるようになるのか?
そもそも、今ここから出して車のバリケンに入れられるのか・・・。
そのような思いが頭の中で巡りました。









連れては帰らないことにしました。









そのように考えたのには
1頭の子の存在があったからです。










5月 白黒セッターの男の子をセンターに迎えに行きました。
ちばわんさんのレポートで拝見すると
かなり長い時間をセンターで過ごしているようでした。

引き出すにあたり、職員の方とお話したところ
飼い主に持ち込まれた子であると聞かされました。
そして咬傷犬の可能性があるということを、そこで初めて知ったのです。
2頭持ち込まれるはずが、この子だけだったそうで、そのためはっきりとは確認できていないとのこと。
だからあくまでも可能性なのだと。




収容棟へ行くと、既に廊下に出されていました。
尻尾を振って人懐こく寄ってきます。


でも 油断してはいけない。
この子の様子を良く観察しなければ。


首輪をつける時、唸ったり嫌がったりはしませんでした。
外に出した時、最初こそ少し落ち着きませんでしたが
こちらの目を見ておすわりしたり、
リードをひっぱったりした時にチェックを入れると、素直に私のもとへ戻ってきたり。
食べ物に対しての執着心が強くないか調べてみようと、少しのフードを器に入れて
食べている時わざと器に触れたり取り上げてみても、なんともありません。
そのうち、慣れてきたようで
座った際には ”お手” までしてくれるように。


自分の家の子を持ち込むのだから
自分を正当化しようと、この子が咬んだとありもしないことを言ったのかもしれないし、
実際咬んだとしても、なにかしらの理由があったのかもしれない。
そういう飼い主の都合で、
そして私が手を離してしまうことで、本当は幸せになれるべき子を救えないことになるのではないか。
私が今ここで大丈夫なのだし、
連れて帰っても、経験豊富な金子さんやトレーナーの先生方の指導を仰ぎながら
新しい家庭に送り出せるのではないか。




今までの中で一番時間をかけて様子をみ、考えました。




そして、連れて帰ろうと決めました。




アパートへ着き、車を降りると
とても嬉しそうにぐんぐん引いて部屋へと入って行きました。







金子さんがアパートへいらっしゃり、この子のいる部屋へ。

別部屋で夕方当番の仕事をしていた私が呼ばれたのは、それから少し時間がたってからでした。






      「 この子、危険かも。 」




そう告げられました。
近付いた金子さんに唸り、ケージ越しではありますが飛び掛かるかのように威嚇してきたそうです。


もっと様子が見たいからと、散歩は金子さんが連れ出して下さいました。
帰っていらした時、やはり危険な要素が垣間見られるとのお話でした。



私が一緒のときには、そんなそぶりは見せませんでした。
私が部屋に居る時は、ずっと私のことを目で追って見つめ続けていました。

「 きっとワン・マスターで一人の人にしか心を開かない子なんだろうね。」

「 センターから引き出した子たちが、真っ先に手を差し伸べた人のことを忘れずに
 一番なつくって言った意味わかったでしょ。」

と金子さん。




犬たちの命も預かりますが、
アパートに出入りするボランティアさんたちの安全をも預かっているのが金子さんです。




今、訓練所にいる ゴルにも危険な要素が見られました。
そのため、特定の数人しか散歩にも連れ出さず、お世話にも注意を払いました。
そんなゴルも、はっきりと確信がもてるほどの姿を見せるまでに数週間の時間がありました。


ゴル並に体格が良く、力もあるこの子。
この子は、アパートに来たその日のうちに、そのシグナルをはっきりと見せたのです。

大勢の人が出入りし、色々な人がお世話するシェルターでの生活は、
この子にとっても辛いものになるかもしれません。




次の日の朝も、金子さんが散歩に連れ出してくださいましたが、やはり変わらずだったそうです。




決断しなくてはなりません。



センターへ戻すことも検討しました。
もしかしたら他に命をつなげてくださる方がいらっしゃるかもしれない、そんな淡い期待もしましたが、
ガス室へ送られることは確実でした。






夕方この子と一緒にアパートを出ました。

向かった先は病院です。





     『 安楽死 』





ガス室に入れられるくらいならせめてもと
一生懸命病院を捜し、必死にお話をして、受け入れていただきました。





病院へ向かう時
お出かけと思ったのか嬉しそうでした。

道中安心できるかもと、ずっと私の声を聞かせ続けました。

到着した時もやはり嬉しそう。
駐車場で車を降り、私の周りをくるくるまわり、にこにこと楽しそうでした。



病院の先生にも、ぶんぶんと尻尾を振って挨拶していました。

診察室へ入り
さぁと促すと診察台に自ら飛び乗りました。



さすがに診察台の上では落ち着きが無くなってきましたが
動かないよう頭を抱え、頬と頬を寄せてしっかりと抱きしめました。

この子が暴れるようなことがあったら、咬まれてもかまわない。
その時はそう思っていました。
咬まれてもいいから、しっかりと送りださなければと。




しかし、何事も起こりませんでした。


先生から合図があって、間もなく
何事も無く
あっけなく
あの子は眠りに落ちていきました。
支えていた私の肩にがくっと頭を預け、そのまま下にくずおれていきました。
そうなると、もう必要は無かったのでしょうが、それでも頭を持ち上げて抱え続けました。




もっとゆっくりと眠りにつくのだと思っていました。
だから、その時間が30分だろうが1時間だろうが、ずっとずっと頭をそして体を撫で続けて
話しかけ続けるつもりでいたのです。

でも、そんな時間は残されていなかった。
ほんの数分前まで動いていたあの子の心臓は
あっという間に止まってしまいました。
苦しくはなかった、静かに安らかに、深い深い眠りにつけたと信じます。










ザボンを置いてセンターを後にし、金子さんに連絡を取ったところ
別件で外出中だった金子さんからは、「 今から私が会ってくる 」とのお返事。
センターへ連絡を入れ向かって下さいました。
そして、アパートへ到着し夕方当番をしている私に
「 今から連れて帰るよ 」と連絡が入りました。



唸るのはただ怖いだけなのかもしれないと思いながら、私にはしっかりと判別が出来ず
置き去りにしてきてしまったザボン。

私が連絡を入れた時間、金子さんの用事が終わった時間、
そして外出先からセンターへ向かえる場所に金子さんが居たということ・・・。
そんなあらゆることがすべてうまく重なり、
ザボンは今、私たちのもとへいるのです。


初めて会った時に唸られていたので、私に対してはどうなのかと思いましたが
そんな思いをよそにザボンは、そっと静かに体を寄せてくれました。



良かった。

心からそう思います。

あの場で犬の性格や状態を理解出来るほど、今の私に経験や研ぎすまされた感性があるなんて
そんなおこがましいことはとても言えません。
だから、ザボンのことをきちんと見極められなかった人間によって
こんなにも優しく穏やかな命が絶たれてしまうことにならなくて本当に良かった。


来てくれてありがとう。

生きていてくれて本当にありがとう。

ザボンへの思いはただそれだけです。













生きているあの子とはどのくらい一緒にいたでしょうか。
センターで会い、アパートで当番の間一緒に過ごし
次の日に病院へ向かった、合計しても半日にも満たない時間です。



もし私が個人的にあの子を引き取っていたら、今でも生きて私の横で笑っていたかもしれない。
いや、懸念していた問題が色々出て来て、思い悩んでいたかもしれない。
それはわかりません。







あの日の朝ごはんには、菊さんがおいしい缶詰をたくさん食べさせて下さいました。

病院に向かう前、金子さんはおいしいお肉を食べさせて下さいました。



そして、名前を付けて下さいました。



どことなく愛嬌のあるお顔。

横文字のしゃれた名前じゃないよね、

可愛くはじける、そんな名前だね と。



ぽん吉。

ほんの数人に、何回かしか呼ばれなかった名前。



今までにこの世を去った多くの子達だけでなく、
まさに身を持って、命の重さを私の体に預けていったぽん吉のことは決して忘れません。




亡くなった翌日。
火葬されて現れたのは
生前の大きな体からは想像もつかないほど、本当にあの子のものなのかと思うくらい細い骨で、
とても小さくなって横たわった姿でした。





ぽん吉


ぽん吉

( *上記画像は 2枚とも ちばわんさんのセンターレポートからお借りしました。)



                          桃金







にほんブログ村 犬ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 犬ブログ 犬 里親募集へ
にほんブログ村

にほんブログ村 犬ブログ 狩猟犬へ
にほんブログ村

にほんブログ村 犬ブログ 犬 ボランティアへ
にほんブログ村







こちらのランキングへも

いずれか一押し お願い致します。

人気ブログランキングへ


人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

Comment

  • ボン
  • URL
上記コメントの方へ

これは、いいとかの問題ではありません。
言葉を捜すことが難しいですが、私はその選択をしたと
言うことだけです。

これが、他のボランティアさんたちの背中を押したと捉えられると
自分の思いとは違うような気がします。

これは、自分自身が引き出す子が
自分の技術や知識をもってしても
問題解決できず、命にかかわるという
大きな問題があったからです。
その問題は、ここにどう受け止めるのか
が違いますので
もしかして、あなたがセンターに戻すという犬を
私が見たとき『このくらいで?』と思うかもしれません。
また、安楽死を選択したとき『安楽死しなくても大丈夫』と
思うかもしれません。
この問題は、自分のキャパやもろもろ考えた上で
等身大の活動と、引き出す際の情報をしっかり
把握した上で、引き出しをするという問題を
含んでいます。

私がこの手を離すとき、それは自分の命が
危ないとか、ボランティアさんが間違いなく
咬まれる、しかも大事故になると思うときだけです。

伝わりますでしょうか・・。
上手く説明できなくて申しわけありませんが。

頂いたコメントを何度も読み返しましたが
背中を押されたの裏側に、私としては

一旦助けた命をセンターに戻し見殺しにした
救いながらも、安楽死をして殺した、それはいいんだ。
といいたいのかな?と
まげて捉えられますが、もしそれを含んでいるとしたのなら
はっきり、そう書いてくださってかまいません。
否定しませんので。

  • URL

茨城の子を戻したとき、今回の子を虹の橋を渡らせたこと。
いいんですね。戻しても、そしてそういう選択があるってこと。
絶対にいけないと思っていた。いいんですね。
受け入れた命を戻したり死を選んだり。

背中をおされたようでほっとしました。

  • ボン
  • URL
上記コメントの方へ

『咬傷犬』にもチャンスを与えてしまう・・・
これは、以前『咬傷犬』と札をつけられた犬を
私もセンターから引き出しています。

あくまでも引き出しの際は、職員さんの許可を得て
目の前で、そうであるか、ないかの判断をさせて
いただいています。ここに約束があり、人に振るのではなく
自分が引き受ける、自分が面倒を見るということが前提となります。
私が引き出した『咬傷犬』は誤ったレッテルを貼られており
殺処分になるところでした。
生きるチャンスは、どの子にも平等にあっていいと思います。
人なれしていなくても、その犬をきちんとリハビリできる、
リハビリが可能と判断するならばです。

また、預け先に預けるにしても
その預け先に合う犬なのか、預け先の飼い主が
その犬をリハビリできる経験と知識がある人かどうかで
決まるものと思います。
預け先があるから、犬を預けるのではなく
必ず、預けるにしてもマッチングが必要です。
その部分は、考えているのではないかと思いますが
むやみやたらと救いたいだけで動けば、マッチングに誤りがあり
逃がす原因やトラウマを作る原因にもなりかねません。

そこが、私達ボランティアの最大の課題です。

  • URL

「引き取り手の見つかりにくい仔にもチャンスを」という言葉は一見良い事のように思えますが実際は正反対ですね
咬傷犬や人慣れしていない犬にまで「チャンス」を与えているち○わんは一刻も早く潰れるべきです

マリオさま

事の顛末のみのご報告という形になってしまった私の記事ですが、
代表が申し上げました通り、問題提起のための情報発信であるべきでした。


マリオさまのコメントのお陰で、その部分に少し触れさせて頂けました。

再度のコメント投稿、ありがとうございました。

  • ボン
  • URL
マリオ様

基準作り、本当に難しいと思います。
しかし、あるセンターでは『?』がついた犬へのテストを
してくださったこともあります。

難しくても、それに向けて資料集めをすることも
私達にはできることの一つです。
明日のことではなく、数年後、10年後かもしれませんが
一歩ずつ前進していけたらいいですね。

私達は犬の訓練を生業とする集団ではなく
素人の集まりです。
他の団体だって、そんなに変わらないでしょう。
だからこそ、センターでのある程度の動物の性格の把握は
必要だと思っています。

昨年、こんなことがありました。
センターの職員の方が譲渡対象として
検疫をしていた子がいましたが
『性格はどうですか?』とお聞きした所
『あまり見ていないので解らない』と答えました。
検疫をかけておきながら、です。
私が引き取りをお願いしたわけではありません。
お願いし、その後何かあっても
それは自分の責任ですが
センター側が、問題ないと検疫をかけた子を
引き取り先がないから引き受けてほしいと
頼まれ、引き受けた結果
攻撃性が強く、訓練所に入れることになりました。

いくら鑑定テストをしても100パーセント
大丈夫と言うわけではなく、テストをくぐりぬけて
しまう子だっているでしょう。
環境やかかわる人間で
大きく左右されると思いますが、それでも
攻撃部分に関しては、垣間見れることも
たぶんにあります。
収容されたセンターの場所によって
犬の性格をよく見てくださっているところもあること
この差をなくすためにどうしたらいいのか?
課題は沢山です。
もちろん、センター任せではなく
自分達もしっかりその知識と目を養わなければ
ならないと思っていますが。
テストに関しては、自分がかかわるセンターに
その必要性をお伝えし、千葉県内の数箇所の
収容場所には、申し送りとして
性格等を書き込んでくださるようお願いをしました。
そんな小さなことでも、聞き入れてくださることは
大きな成果だと思っています。

  • マリオ
  • URL

上記の書き込みですが、
名前を記入するの忘れてました
すいません

  • URL

桃金さん

返答ありがとうございます
臭いものにふたをせず、事実を公表してくれた
桃金さんの英断に敬意を表します


ボンさん

犬猫のストレステストですか
確かに理想ですが、基準作りが難しいでしょうね

自治体の収容情報に譲渡対象ではありませんという文言をよく見ますが、
このようなリスク(トラブル)を避けるためなんでしょうかね?

今まで犬猫の命をつなぎたい人の好意を無視するなんで、
とんでもない、そんなに殺処分したいのかと憤慨してましたが

  • ボン
  • URL
私の考え

今回の記事は、賛否両論があること、
また、どのようなコメントが入るのかを予測した上で、
記事にしてほしいと桃金さんにお願いをしました。
自分が経験したこと、そしてその問題がどうして起こったのか?
自分が発信する情報は、いろいろな意見がでることをきちんと予測し
そしてそのコメントに答えられる、揺るがない心がなければ
発信するべきではありません。
この記事の内容によっては、センターに収容されている
犬達の運命を大きく変えてしまうからです。
一番訴えたいこと、それは鑑定テストがないこと
また、今回の問題について
①咬傷犬と持ち込まれた可能性が高く少なくても人を咬んでいる
②センター内でも職員を咬んでいる
③なぜ、譲渡対象にされてしまったのか?

と言うことです。
この3点が記事の中にないことが残念ですが、ここをきちんと
問題として取り上げ、情報を発信し
危険な譲渡を避けること、また動物愛護センターの責任と義務管理を
しっかり考えていただくことが必要だと思っています。

発信する側の責任は必ずあると私は思います。
しかし、発信するからには最後の責任として
私がきちんと答えられるだけの考えがあるということ。
もちろん桃金さんにも。

人間は時間と言う薬が必ず今の辛さも
薄れさせてくれます。だから何度でも
センターに行くことができます。
忘れることはない悲しみも辛さも
時がたてば必ず薄れていく・・だから人間でいられる。
その命の上に自分達がいることだけ忘れず
ぽん吉のような子に巡り会った時
どのように対処すべきか考え、行動できる
ボランティアになれるよう、努力していくだけです。

命を繋ぐために=だからこそ危険な譲渡をさけ
センターに逆戻りする犬を作らない。
センターから引き取った犬が咬傷犬ではいけないのです。

センターから譲渡される犬だからこそ、心が健全で
安全でなくてはいけないのです。
それは、長い目で見たら
『センターから譲渡を受ける犬はテストをしているから安心して引き取れる』と
ならなければいけないと思っています。
犬が牙をむくことは、その犬を見る人間にもよりますが
センターから譲渡される動物としての基準は
絶対に必要です。
私達の目的は自分たちで犬を飼うことではなく
「里親様への譲渡」です。

マリオさま

マリオさま、コメントありがとうございます。


もちろん私たちボランティアは、命を繋ぐためにセンターから引き出します。
ひとつでも多くの命を救いたいという、その思いのもとです。
しかし人への攻撃性がある場合、その命を手放すという選択肢も持たざるを得ないと思います。


そのための判定はどう行うのか。
引き出すボランティアが、犬をよく見ることはもちろんですが、
千葉県内のセンターでも譲渡対象の犬に対しての、今よりももっと細かな判定をするべきではと考えます。
もっとも、それで譲渡可と判断されても、社会に出て家庭に入って問題はまったく無しということを保証された訳ではないということは重々承知の上です。
でも、その上でボランティアの判定を重ね、新しい家庭へ送り出すことができれば
問題を起こして、再度センターに収容、もしくは持ち込まれるというケースは少なくなると思います。


そのためには、本当に正しい判定が出来る人材が必要だったり、時間が必要だったり、クリアしていくべき問題は山積していることでしょう。


マリオさまが衝撃を受けられた内容もまた、悲しいですが現実なのです。

Bazさま

こんばんは、Bazさま。

記事にすることで多くの方の目に触れますし、個人ではなく団体としてこのブログで発信することになりますので、安易なことは書けないという気持ちがあるというのが正直なところではありますが、それでも読んだ方が感じられることは各々違うだろうと腹をくくってもおります。


今回のことは、もちろんCACIとしての決断です。
読んで下さった方はわかって頂いているとは思いますが
辛いのは、この決断に携わった方すべてです。
私は、ぽん吉を最後に送り出す場に行かせて頂いたことに感謝しています。



「 発信された情報の先のことまでは考えなくて良いと思います。 」
「 感情に流されず客観的に冷静で正しい判断だったとボクは信じています。」
Bazさんのお言葉に、肩の力が少し抜けました。
ありがとうございます。

  • マリオ
  • URL

はじめまして

犬慣れしてるボラさんでも手に負えず、殺処分を選択することに衝撃を覚えた
ボラ譲渡=命は繋がった、と思っていたので

ポン吉

桃金さん

ボクは動物を扱う事で一番嫌っている事、それは「嘘」です。
保護活動の中で出来れば起こって欲しくない事もあるでしょう。
でも、それを隠してしまったり偽ったりしたりでは、幾ら正しい活動でも
自分の中で汚してしまうのではないでしょうか。
ブログにアップすれば沢山の人が見てそれぞれに判断されるでしょう。
でも発信された情報の先のことまでは考えなくて良いと思います。

犬を愛する桃金さん。自らの手で見送る事になりさぞかし辛かった事と思い
ます。ポン吉君に限らずいずれは誰かがやらなければならない事。
最期までしっかり抱きしめられそれが、安らかなものであれば幸せだったと思
います。
感情に流されず客観的に冷静で正しい判断だったとボクは信じています。

サニーさま

サニーさま、コメントありがとうございます。

この件については、色々とご意見があるかとは思います。
そのことは承知の上で、記事にいたしました。


ザボンはじめ、今、そしてこれから携わる命を、しっかりと守って大切にして参ります。
そのために、もっと多くのことを身につけていきます。
もちろん、失ってしまった命も決して忘れることはありません。

いつものことながら優しいお言葉、本当にありがとうございます。

ローさん

『 安全 』とは、犬たちそして人もそうあるべき状態。
犬に人を咬ませてはいけない、そうさせないための接し方がちゃんとあるはずですよね。
とはいえ、もちろんうまくいくことばかりではありませんが。
そういうところを、もっともっと学ばねばと思います。
もっともっと、犬のことを良く見ていかなくてはと。


命に関わる活動。
その中で決断されることは、そこに至るまでに計り知れない苦悩があるはず。
ぽん吉が残してくれたものは、とても大きかった。
あの子に報いるためにも、自分がなすべきことを、しっかりと確実に行っていこうと思います。

らんでぃとちゃんぷのメイドさま

らんでぃとちゃんぷのメイドさま、コメントありがとうございます。

いつかは自らが直面することになるかもしれないと思っていました。
でも、これからも逃げずに向き合わなければと思っています。

いつも私たちの気持ちに寄り添って下さり、本当にありがとうございます。
その優しいお心がしみわたります。

  • サニー
  • URL
安らかに・・・

涙でちゃいますね。
・・・・・お気持ちが伝わってきます。

私、愛があるならば全ての判断は正しいものだと思っています。

愛おしい子、ぽん吉君。
ぽん吉君の命、ザボンちゃんの命、桃金さんの気持ち、
みんなで守り合いながら大切にしていきたいですね。

  • ロー
  • URL
課題

ぽん吉のことを知ったのは彼が虹の橋を渡った後でした。桃さん、この記事にとても考えることが多い。色んなボランティアさんがいる中で安全を考えた環境を保つことの大切さは身にしみて感じています。頭数が増えてから本当に私達は多くのことを学び、学んでいますよね。感情だけではなく冷静に判断しなければならない、その判断をしたことのない私には、判断を決めたみなさんの気持ちを尊重し、今目の前のことを粛々とこなしていくことでしっかりと自分の考えを持つことの大切さを積み上げて行きたいと思います。ボンさんの話を聞いて私も桃さんと同じ決断をしたと思う。彼の分も次へ繋がる活動をしていきたい。一緒に進んで行きましょうね。活動をしていく中にはこういったこともあること、勉強になりました。記事にしてくれてありがとうございました。そしてぽん吉にはありがとうという気持ちでいっぱいです。

  • らんでぃとちゃんぷのメイド
  • URL

桃金さん、つらい経験をなされましたね。
泣けて泣けてしかたありません。

コロママさま

コロママさま、コメントありがとうございます。

犬を見極めるということ。
犬の行動や様子、そういったことを瞬時に判断することももちろんでしょうが
やはり言葉には出来ない感覚、直感をもとにする部分も大きいと思います。
実際に、金子さんの引き出しの様子を近くで見ていると、そう感じます。
「 “ これ “ とは言葉にできないもの 」
だと、よくおっしゃいます。
特に天性のものが無い私であれば、それを養うにはとにかく経験しかないと思っています。



ぽん吉にとっての最後のマスターにはなれませんでしたが
知り合って間もない人間の中では、ちょっとは気に入ってくれたであろう私の声を聞きながら
眠りに落ちていったようです。
というより、私がずっと声をかけ続けていたからなのですが。
ふわふわした気持ちで、眠りにつけたのなら良かったなと思います。
ぽん吉の最期に携わって下さった方々にも、本当に感謝しております。


ザボンや、今わたしたちのもとにいる子たちのため
また精一杯のお世話をしていこうと思います。
いつも一緒に見守って下さるコロママさま、これからも宜しくお願い致します。

しのぶさま

しのぶさま、コメントありがとうございます。

ぽん吉には、預かって下さる予定の方がいらっしゃいましたが
このような状況で、事情が変わってしまいました。

しのぶさまがおっしゃって下さる通り、実はぽん吉が私の迎えを待っていてくれたのだとしたら・・・。
それなら私も嬉しいです。
だから、おすわりもお手も見せてくれ、あれこれ愛想良くしてくれたのでしょうかね。
可愛いヤツです。


振り返れば一緒に居られたのはほんの数時間なのですが、
出会い、別れ、見送ったあの3日間はとても長いような、濃密な時間でした。
限られた時間を、ただ一緒に居たかった。
そしてそのわがままを許してもらえたことが、何より有り難かったです。



しのぶさまのお宅で、カボスが生き生きとしている様子を拝見し
本当に感謝しております。
どうぞ、これからも宜しくお願いいたします。

ヨウちゃん

ぽん吉の最期を看取るということは、自ら望んだことでもありました。

私が相当辛いだろうと、病院行きを代わって下さろうとのご配慮もありましたが
私には一緒に居られないことのほうが苦しかったと思います。
遠い場所で、あの子が生きているのか、旅立ってしまったのか
なかなか過ぎない時の中で、それを悶々と想像していることの方が辛かったと思います。

私もただ側にいただけなんです。
何をした訳でもありません。
ただ抱きしめていただけ。


ぽん吉。
ヨウちゃんに会ってはもらえなかったけど、
私たちみんなが救おうと、心を一緒にして待っていた子です。
あのちょっとトボケたお顔を覚えておいて下さい。


今、私たちの側に居る
あの精一杯生きているいのち達のために、私たちに出来ることをひとつづつ。
そうすれば、出来ることは、きっと増えていくね。

さくらさん

引き出しの際あれこれ迷う私の側に、さくらさんが居て下さったこと
とても心強かったです。

さくらさんにも苦しい想いをさせてしまいましたね。


ザボン、来てくれて本当に良かった。
私たちのもとへ来てくれた大切ないのち達のために
そしてそのいのち達を支えてくれている、救えなかった大勢のいのち達のためにも
これからもずっと一緒に。

  • コロママ
  • URL

辛い経験をされましたね。
桃金さんのお気持ちを思うと、涙が止まりません。

センターで、犬を見極めることの難しさはいかばかりかと思います。
多くの経験と勘が必要なのでしょう。
間違った判断をしてしまうこともあるでしょう。
そして、そこから学ぶことも沢山あることでしょう。
それを、私たちに代わってやってくださているのです。
本当にありがたいと感謝しています。
辛い経験も含めた、金子さんや桃金さんや皆さんの努力のお陰で、コルクが我が家に来てくれたのですし、多くのワンちゃんが素敵な家庭を見つけられたのです。
だから、どうか、ご自分を責めないでください。

ぽん吉君は、幸せな気持ちで天国に行ったと思います。
訳も分からず恐怖の中で逝くのとは、絶対に違います。

ザボンちゃんは本当に良かったですね。
助けられた命をみつめて行きましょう!

最初読んだとき、よけいなことしか書けないような気がして迷っていました。
皆さん、どれほど難しく、つらい決断をされたかと思うと、気軽に書くことができませんでした。

私もぽん吉君が長くセンターにいるの知っていました。
預かりさんが出てきたのかと勝手に勘違いしていました。

桃金さん、文章にするのも、おつらかったでしょうね。
でも、あの子はきっと桃金さんがお迎えに来てくれるのを待っていたんだと思います。思いが叶って、助けてくれた桃金さんと過ごした時間、わずかだったかもしれませんが、とっても幸せだったと思います。そして、大好きな桃金さんに抱かれ、安心して虹の橋を渡れた。キレイ事を言うなと言われるかもしれませんが、私はそう考えます。

多くの犬たちがワケもわからず処分されていくなか、それを免れ最後に幸せな時間を過ごせただけ、ポン吉君は幸せだったはずだと信じています。桃金さんが捨てたんじゃない。最後のときまで責任を持ってポン吉君についていたじゃないですか。捨てたのは無責任な飼い主です。

ザボンちゃんはじめ、桃金さんを必要とする犬たちはたくさんいます。えらそうなことを言ってごめんなさい。でも、書いてくださってありがとうございました。微力ながら、これからも応援しています!

  • ヨウ
  • URL

ぽん吉。

私は一度も会いませんでした。


でも経緯を聞いただけで、
言葉にならない複雑な苦しい気持ちになりました。

そして実際にぽん吉の最後まで一緒にいた桃さんのつらさは
どれ程だったかと…。

私なんかがその場にいたら何もできなかっただろうなと…。

私が何かいえる立場ではないけれど、
桃さんがこのレポートで伝えて下さった【ぽん吉】の事は私も忘れません。

そしてこれからも今ある命のために、できることをしたいと思います。

  • さくら
  • URL

つらい思いをさせてごめんね。


うなり続けるザボンをケージから出す事ができなかったのは、
私も同じです。

でも桃金ちゃんが言うように、生かすことができた命を素直に喜びたい。
また一緒に前に進んでいこうね。

Leave a Reply





管理者にだけ表示を許可する

Trackback

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。