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白い犬からのメッセージ

7月10日センターに行ったときの画像を見て

白い老犬にお声をかけてくださった方がいました。



『家族にも了解を取りました。私の所で引き取りたいのです』

とメールが届きました。


そのときの記事がこちら

         『ひたすらに・・・』



この画像の子でした。
098白い犬2日目





お声をかけてくださったことは本当に嬉しいこと。

1頭の命がつながるんですから。

でも、わたしは『わかりました』の一言が言えないのです。



それは、お声をかけてくださった方のライフスタイルや
先住ワンの性格、また引き取られた後での相性の不一致などなど・・・。


希望者の方に、先住犬の性格等をお聞きし 私がセンターで見た

この白い犬の性格が、こちらのお家には合わないと判断させて頂きました。


この画像を撮影した後、通り過ぎるこちら引き取りのセターに向い
威嚇を始めました。


恐怖の中ですから仕方がないことですが
この一瞬で判断するしかないとしたら、やはり多頭のお家へ送り出すには
お返事ができませんでした。



引き出す責任は、希望者の方だけにあるものではなく
私にもあるのです。


橋渡しをする際、引き取られないことも最悪考えなければなりません。
万が一のとき、自分が責任を持てるかどうか・・・。


『もし救って頂けるのなら、最終部屋で明日の朝処分になる子の中から
救ってはいただけないでしょうか』とお願いしました。

希望者様は『金子さんが実際に見てそう思われるのなら、お任せします。』と
おっしゃってくださいました。


そして、最終部屋にいたこの子をお願いすることにいたしました。
074最終部屋21


あと1時間遅れていたら、職員の方とも連絡がつかずに『殺処分』になっていたでしょう。

この子の運命が大きく変わった瞬間でした。




引取りまでの2週間、吐き戻しもあり、健康状態が悪く心配しました。

そして7月30日、センターに連絡をしたところ

この子は子供を産んでいたのです。



センターの職員の方も気がつかなかったくらい、産んだ子犬をお腹に抱え込んでいたのです。

8月4日の引き出しが決まり、子犬ごと引き取ろうと思いました。

残念なことに、1頭・・1頭・・・亡くなっていきました。



7月31日 ますびぃさんがセンターに行った際、確認してきてくれました。

この時は1頭だけ生きていたそうです。


希望者様には近況を報告しながら、子犬もママ犬もお願いし

子犬が里子にいけるときまで、預かって頂くお話もしていました。



こんな状態でよく頑張って産んだこと・・・
どんなに不安で苦しかっただろうか・・・。


この子を迎えに行ったとき、ただただ ママ犬の温かさに感謝しました。



名前はシオン。里親様が付けてくださいました。


帰り道、ぶんたさんから電話。

預けていたポインターの子を、私達のシェルターに届けてくれるところでした。



私が戻ると、ぶんたさんが帰るところでしたが、引き出したシオンちゃんの
状態の悪さと、ウンチがぶら下がるお尻を見て
一緒に洗ってくれました。
084汚れ
087オシリ洗い



毛玉を切ってきれいにしてくれました。

藤おばちゃんが早めに来てくれたので、なでていてもらい
086しおんー2

見違えるようなきれいなお尻が現れ
088sきれいになった

見栄えが悪くても、気持ち悪いほうが嫌だよね・・と。
090完了


ケージに入ったら、スヤスヤと眠りについたシオンちゃん。
091ケージの中で


ノミ糞と汚れがひどく、細菌感染してしまうので
次の日、シャンプーやさんにて丸刈りにして頂きました。
こんなにかわいい子が出てきた!そんな感じです。

062しおん

063しおん



検便でコクシジュウムが出て、お薬を飲みながら便の様子を見ましたが
下痢を繰り返し、ようやくいい便をしてくれるまでになりました。

食欲はあります。



先日『見たこともない子ですから、会ってみてから家族として迎えるか
決めて頂いていいんですよ』とお伝えしたところ

『あの日から、我が家の子として来てくれることを望んでいます』とお返事がありました。

なんて嬉しいお返事だったか。


きっと、シオンのママもこう思っていたのでしょう・・。

白い犬を犠牲にし助けた命。




私も頭から離れず、苦しい思いでした。

そんな時、ちばわんさんの愛護センターレポートを拝見させて頂きました。
『奇跡と虹と』


ケータと同じようにあの日旅立った 白い犬・・


そして、あの子に声をかけてくださった方がいたこと・・・・



あの白い犬が、助けてくれたシオン。

そう思えてなりません。

シオンのママさんも気にかけてくれていましたので

ちばわんさんの愛護センターレポートの記事をお知らせしました。












シオンママが今日会いに来てくれました。

感動と感激と、そして感謝の気持ち。

ここに居合わせたボランティアも、私もとても忘れることのできない
ご対面となりました。

031しおん
033ママとシオン
035ママとシオン

みんなへのお土産と、一杯の愛をもって。。


お届けまであと少し。

シオンママ、待っててくださいね♪


今日はありがとうございました。





あの白い犬は人の心を動かすほど 何かを伝えようと
していたのかもしれない。


あの子の画像を見て下さるお一人お一人の心に
            
                     何かを届けたのではないか、

                             
                            いえ、  届いていると信じています。












あなたに来たチャンスを私が奪ったこと悔やみながら、私は前に進みます。
ごめんね・・・そしてシオンを助けてくれてありがとう。


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Comment

  • ボン
  • URL

コメントは残しておきます。
しかしながら、あまりにもひどい書き込みです。
ホスト公開させて頂きます。
言葉を選んで投稿ください。(代表 金子)


u67030.koalanet.ne.jp
言わせてもらうとせっかくのチャンスをダメしたのはあなたじゃん、先住の犬の相性や家庭の環境は時間をかければ慣れる事もあります、見ただけでダメなんて何様?生きる道を見つけたのに潰してるのはあんた!エゴすぎ、だから今は犬にチャンスがあってもあんたみたいなのが居るから良い里親にめぐり合えない、この批判は私だけではないと思います、

ジェイド様

こんにちは。
コメントありがとうございます。
すぐにお返事できずにごめんなさい。
ここに掲載している画像、文章全てお使いいただいてかまいません。
少しでも不幸な子達が減るようみんなで
呼びかけていきたいですね。

  • シェイド
  • URL
こんにちは

お願いがあります。
今月末あたりに、4人で同じような内容で捨て猫、野良犬をなくそうと、テーマを決めて同時に発信する事にしました。(のびのびになっていますが^^;)

ここでのお話はとても参考になる上に、愛護センターでのワンコたちの様子も
よくわかります。そこでお願いと言うのはこの記事を使わせていただきたいと思います。
予定としましては週末にアップできるようにしたいと思っています。

せめて出来る事を思っております。
宜しくお願いいたします。

とのちゃんのご家族の方へ

コメントいただきありがとうございました。
『殿ちゃん』お名前までいただいて。
生きることを人間の手によって奪われる子たち。
私も選択ということを自分しなくてはいけないことに
いつも悔やみそして詫びるしかありません。
生きてご家族の元に行くことができず
本当に残念ですが、こうして迎えてくださる方が
いたことをお知らせいただき感謝の気持ちで一杯です。
センターの子達 に幸せな明日が訪れるように
これからも努力していきます。
コメント、心から感謝するとともに
あらためて、とのちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。

  • URL

私は、あの白い犬に「殿」と名前をつけていました。
家にきてもらおって美味しいものを食べて、少しでもゆっくりしてもらおうと
カレンダーにお命日、とのちゃんと、書き込みました。
会った事もないけど、うちのとのちゃん、でした。
今まで辛かったから、殿様扱いにしてあげたかったのです。
亡くなった知らせを聞いて涙がでてしまいました。
でも、知らないところでこんな色々なドラマがあったのですね。
との、は、きっと大きなメッセージを皆にのこしていったはずです。
ありがとうございました。

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