センターの子供達を救おう! CACI センター訪問記 
苦しむために、悲しむために生まれてきたんじゃない!愛されるために、愛するために、あなたに会うために 生まれてきたのです。
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タイミング


10月26日 水曜日。

検疫をお願いしていたセッターのお迎えにセンターへと向かいました。





他団体さんのブログで見ていると

骨と皮だけのようになってしまっていた 白い男の子。





収容されていた部屋を覗くと

一番廊下に近い窓のところにいますが、うなだれてじっとつっ立ったまま。


「 こっち こっちへおいで。

  一緒に帰るんだよ。

  おいで。」


思わずガラス越しに声をかけると、ぼんやりと顔をあげ

しばらくすると はっとした感じでこちらへと向かってきました。





やせすぎの体

あばらも腰骨も、わかりすぎるくらい、はっきりとわかります。








これは、2週間前の写真。

初めてこの子に会った時に撮影したものです。

初めて会った日
全身

スマートな子ではありましたが

2週間で、こんなにもひどく痩せてしまったなんて。









2週間前もそうでしたが

この日も尻尾を下げたまま、ただただこちらにじっと身を寄せてきます。

収容棟の廊下では、怯え、どことなく元気がないようにも見えましたが

外へと連れ出すと鳥の声に耳をすませ、落ち葉の匂いを嗅ぎ

だんだんと目も生き生きとしてきました。




『 ヴォイス 』

これから体力をつけ、体重の増加を計っていかねばなりません。














もう1頭、気にしていた子。

以前センターの方から引き取りを打診され、一度収容棟の廊下に出して頂き様子見をしたセッターの男の子。





もう一度。

今度は外に連れ出して様子をみます。






お外で

新たに首に着けたハーフチョークで合図を送ると、良く反応するようです。



寄り添う

リードを持つ金子さんに寄り添うこの子。





全身

引き受け先がなかなか決まらない中、かなりの時間をセンターで過ごしてきましたが

しっかりとお肉もついた状態で、態度も落ち着いています。






2週間前

初めて会ったこの子は、

人が側にいても、あまり関心を示さないかのように見えました。

自分が人に寄りたかったら、好きなように寄ってくるのでしょうが

声をかけても、こちらを向く事も無く。

一緒に廊下を歩く金子さんから体を離し、身をそらす感じで落ち着きなく歩を進めていました。

時折見せる、目の表情や体の動きなどから

お世話する人が代わる代わる出入りするシェルターでの生活は、

この子にとってはストレスになるのではないか、

それが高じて問題へと変わっていくのではないかと

その時は申し出をお断りしたという経緯があります。






この日の彼は、あの時とは違いました。

夕陽を背に

一時、リードを持った私の足に頭をつけて甘えてきました。

そっと頭を撫でると、嬉しそうに尻尾を振っていました。

目をみつめてということはありませんでしたが

気持ちがこちらに向いているように感じ取れました。

金子さんと歩く際も

前回とはだいぶ態度が変わっていたそうです。






ボンさんと



「 今日 このまま一緒に連れて帰ろう。」




『 ソング 』

バリケンへも素直に入り

すぐに伏せて大人しくしていました。





どちらも帰りの車の中で、声を出す事なくずっと静かにしていました。


2頭ともパルボは陰性でした。

ですが、どちらもひどい下痢をしています。




これから注意深いケアが必要です。









      犬の見極めの難しさを、またもや痛感したこの日。

      その子を見る時期、そしてタイミング。

      そんなある種の ” 運 ” も大きく作用してしまうのでしょうか。

      センターで生きのびるチャンスが与えられる時間は、とても短いというのに。


      
      わかってはいるのですが

      わかっているつもりではいるのですが

      やはり心が痛みます。




                       桃金






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